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2019.06.28更新

山口智子、佐野アナにダメ出し「盛り上げていただけますか?」

7月8日(月)21時スタート『監察医 朝顔』

新月9ドラマ『監察医 朝顔』の舞台挨拶が行われ、主演の上野樹里を始め、時任三郎、風間俊介、中尾明慶、森本慎太郎(SixTONES/ジャニーズJr.)、平岩紙、板尾創路、山口智子といった豪華出演者が登壇した。

その中で、圧倒的な存在感を見せたのが、山口だった。

山口は、社会現象にもなった『ロングバケーション』以来、23年ぶりの月9出演となり、上野とは初共演。

山口が演じるのは、上野演じる法医学者・朝顔が法医学者を志すきっかけにもなった先輩法医学者・茶子。役柄上はもちろん、月9『のだめカンタービレ』(2006年)でブレイクした上野にとっては、月9出演女優としても大先輩となる。

会見で役柄について聞かれた山口は「茶子は法医学教室のチームリーダーではあるんですけど、自分の人生をまい進することに力を抜かない人間。ですので、すべてをみんなに託して、サッと姿を消して旅に出ていく。そして、また戻ってくるエネルギーにあふれ、生命力の塊のような人」と説明。

そのバックボーンには、「常に死に触れている仕事があるから、人よりも何億倍も“この一瞬を輝かせてみせるぞ”という思いが濃厚な人。生きている私たちが、(亡くなった)みんなの分もしっかり突き進んでいかなけばいけない」と、思いがあると熱弁。

さらに上野の印象を聞かれると「ぽわんとしてかわいくて、守ってあげたくなるような人なのに、解剖シーンになるとむちゃくちゃしっかりして、すべてを把握している」と絶賛。解剖シーンで着用する衣装の中が暑くなった時にも、「こうすれば涼しいですよ」とリードしてくれた、と明かした。

撮影時の貴重なエピソードだったが、司会を務めたフジテレビの佐野瑞樹アナウンサーが「いろいろとね、涼しくなる方法考えないといけないですよね」と、話をまとめたようなコメントを。

すると、山口が「いやいや…。意外とシュンと終わりますね。盛り上げていただけます?(笑)ガシッとお願いします!」と体を佐野アナの方に向け、クレームを。ロックオンされた佐野アナは、たじたじで「そうですか、はい。上野さんがリードしたってことですね、素晴らしいですね」と苦し紛れに上野にパス。

上野は「違いますよ~、でも、こんな形で(山口と)共演できて。また、何十年ぶりに月9に出演することができたら、智子さんみたいにカッコよく与えられた役割を果たせるように。頑張らなきゃ…」と見事なコメントで佐野アナを救っていた。

その後、佐野アナはこまめに合いの手を入れ、「では、みなさん続編にも期待していただきたいと思います!」とそつなくしめていた。

マスカットでは、会見を終えた佐野アナを直撃し、山口からの“愛あるクレーム”をどう感じたのか、聞いた。

佐野アナ:あれは、ダメ出しですよね。言葉尻をしっかりとらえて、ちゃんとテンションを上げて盛り上げなきゃダメでしょ、っていうことですよね。怒られてしまいました(苦笑)。

ですが、僕としては『朝顔』というドラマの雰囲気もありますし、観客のみなさんが1話をご覧になった後でしたので、そんなにテンション高くやってはいけないのかな、と思っていたのですが…。

でも、山口さんにとっては「それは違うぞ」ということだったんですね。舞台挨拶は明るくいかなきゃってことですよね。導いていただいたということです。

(体を自分に向けるまでは)背中から言われているようで、おっかなかったですよ。そして、だんだん顔をにゅーっと向けて「佐野くん!」と言われているようでした(苦笑)。

番組概要

『監察医 朝顔』
<放送>
7月8日(月)スタート 毎週月曜21時放送
<出演者>
上野樹里、時任三郎、風間俊介、志田未来、中尾明慶、森本慎太郎、坂ノ上 茜、喜多乃 愛、宮本茉由・戸次重幸、平岩 紙・石田ひかり・三宅弘城、板尾創路、山口智子、柄本 明 ほか
<原作>
原作:香川まさひと、漫画:木村直巳、監修:佐藤喜宣「監察医 朝顔」(実業之日本社)

掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。