2019.06.28更新
CHEMISTRYの「Angel」が、8 月3 日(土)にスタートするオトナの土ドラ『それぞれの断崖』の主題歌に決定した。CHEMISTRY がドラマの主題歌を担当するのは、10年ぶりのこと。
このほどCHEMISTRYがドラマの収録現場を訪問、主演の遠藤憲一と音楽話で意気投合した。
CHEMISTRY
ドラマのための書き下ろしとなる「Angel」の制作は、CHEMISTRYの生みの親で初期の大ヒット作を手掛けた松尾潔氏。松尾氏がトータルプロデューサーとして全面バックアップする。
生きることの難しさや壁、それらを乗り越えた先には何があるのかなど、台本から読み取れるイメージを歌詞に落とし込んだ。
またドラマプロデューサーからの「激しい演技になる」という言葉を受け、楽曲は、それに負けないドラマチックでエモーショナルな仕上がりに。CHEMISTRY の中でも“熱唱”の部類に入る渾身の一曲だ。
クランクインから間もない6月下旬、CHEMISTRYが陣中見舞いのため収録現場を訪れ、遠藤との夢の3ショットが実現した。
遠藤が、CHEMISTRYのデビューのきっかけになったオーディション番組を熱心に見ていたという話も飛び出し、初対面にも関わらず和気あいあいムードに。
その後、撮影を見学した2人。
先ほどまで和やかだった遠藤が一転、息子を殺され苦悩する志方恭一郎になりきる姿に圧倒されたようで、川畑要が「直接拝見させていただくとリアルな感じが伝わってきて、とても貴重な体験でした」と感想を述べると、堂珍嘉邦も「ドラマから歌、もしくは歌からドラマ、というような、いい相乗効果が生まれたら」と意気込みを語った。
この日、初めて主題歌を聞いた遠藤。
第一声は「やっぱりコーラスが上手だよね」。また歌詞についても、「志方恭一郎の気持ちが、込められているような気がした。今っぽさも持ちつつ、でもダンスミュージックとは違った感じが、僕は好きです。男らしく、とても刺激を受ける曲」と絶賛した。
Q.約10年ぶりのドラマ主題歌を担当することについて
川畑:10年ぶりという長い時間が空いている中でお話をいただけたのは、とても嬉しかったです。このドラマを僕らの楽曲でパワーアップさせることができればと思います。遠藤さんを始めとしたキャストの皆さんの演じる姿にプラスして、僕たちの歌が背中を押せるような、そういう強い楽曲になればいいと思いながら歌わせていただいたので、本当に心から嬉しく思っております。
堂珍:ドラマから歌、もしくは歌からドラマ、というような、いい相乗効果が生まれたらと思います。刺激し合い、そして寄り添う力になれたらという思いで歌わせていただきました。
Q.実際に「Angel」を歌ってみて
川畑:とても男らしい曲だと感じています。僕らも40歳になり、詞の内容もそうですが、デビュー当時に歌っていたらこういう感じにはならなかったと思うぐらい、男らしさと力強さ、そして背伸びして歌ってはいない。そんな部分をしっかり出せたと思いました。
堂珍:とてもシンプルな歌詞です。役者の方もおそらくそうだと思いますが、僕は(歌詞の)前後の気持ちを持つことで、言葉に呼ばれるように歌を届けることができると思っています。このドラマのメッセージのようなものが詞に滲(にじ)んでいると感じて、そういう気持ちを表現したつもりです。
Q.視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします!
川畑:今回、主題歌を10年ぶりに歌わせていただくことになりました。このドラマが「崩壊と再生」ということをテーマにしていると聞いた時に、激しく熱い内容だと感じていましたので、揺れ動くストーリーの中、僕らの楽曲が混じり合えたらいいと思っています。ぜひ、楽曲を楽しんでいただければと思います。
堂珍:色々な人間ドラマが、歌にもドラマにも描かれていますので、一個人としてオンエアも楽しみにしています。皆で観ましょう! そして僕らの歌も聴いて下さい! よろしくお願い致します。
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