2019.06.19更新
日本人の“国民病”と言われるほど、老若男女が悩んでいる“肩こり”。きくち体操の考案者で“奇跡の85歳”菊池和子が、肩こり解消が期待できる「ひじピキーン体操」を伝授した。
座っている時はもちろん、立って動いている時も曲がった状態でいることが多いひじを“まっすぐ伸ばす”という動作は、「簡単そうに見えて、実は難しい」と語る菊池先生。
ひじが曲がっていると自然と肩が落ちて猫背になってしまう上、腕の内側の筋肉は呼吸をするときに使う筋肉にもつながっているので、意識的にひじを伸ばして腕の内側の筋肉を刺激しないと、体の前面が弱ってしまうそうだ。
ひじを伸ばして腕の筋肉&肩甲骨を刺激→肩こり解消につながる「ひじピキーン体操」は、椅子に腰かけた状態からスタート。
まずは両腕をまっすぐ上に伸ばして、上げた状態で20秒間キープする。この時、足の指にしっかり力を入れて、足の裏が浮かないように注意しよう。
腕を上げる時、肩も一緒に上がってしまわないように注意!
お次は両腕を伸ばしたまま、水平方向へピキーン!両腕がしっかりと横に伸びたら、ひじの内側が下を向くように腕を“ひじから”ねじっていく。肩がすぼまないように胸を張りつつ、腕が下がらないようにするのがポイント。
その状態をしばらくキープしたら、次はひじを伸ばしたまま反対ひねり!肩甲骨がしっかり動いているのが感じられるはずだ。
ひじをねじる運動を2回ずつ繰り返したら、体操終了!!
無理のない範囲で腕を上から引っ張られるように伸ばすとより効果的!
腕をねじる瞬間、肩甲骨が刺激されるのを感じて!
シンプルに見えて肩と腕にしっかり負荷がかかる体操を終えたみちょぱは、「筋肉痛になりそう!」と衝撃の表情。意外にも軽々と体操をこなした梅沢富美男も、「(ひじを伸ばす筋肉を)いかに使っていないかってことだ」と、体操の効果に納得した様子を見せていた。
掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。