2019.06.15更新
車いすの建築士・樹(松坂桃李)と、インテリアコーディネーターとなったつぐみ(山本美月)のピュアなラブストーリーを描く『パーフェクトワールド』。
一度は別れるも、仕事を通じて地元の松本で再会した2人。第8話では、松本で大地震に遭い九死に一生を得たことで、再び揺れ動きだしたお互いへの想いが描かれた。
そんな2人の恋模様に注目されがちな今作だが、恋愛にとどまらず誰にでも共感できる展開やセリフが「グッとくる」「心に刺さる」「泣きそうになる」と幅広い世代から支持を集めている。そこで、反響の多かったセリフで名場面をプレイバック!
6月11日に放送された第8話では、つぐみが自分の気持ちに素直になるきっかけとなったセリフが見る人の心を打った!
「何かするのにもう遅いってことある?あるとしたら、死んだあとだけじゃない?」(by美姫)
樹の元彼女・美姫(水沢エレナ)の一言がつぐみの背中を押す
つぐみは、新居建築を請け負った高木圭吾(山中崇)が働くレストランの記念パーティに、美姫(水沢エレナ)と参加。そこで、圭吾が、やがて障がいが重くなっていく妻・楓(紺野まひる)とともに生きていくと決意していることを感じ、「どうなるか分からない未来を恐れて別れるなんて、やっぱり間違ってた」と樹との破局に後悔を見せた。
樹と別れてしまった後悔を語り「もう遅いけど…」と自嘲するつぐみ
それに対し、樹の元彼女でありながらつぐみの良き相談相手でもある美姫がこの一言を。つぐみはハッとさせられ、「もうどうにもならない」とあきらめていた樹との関係を思い直す。
この言葉にネット上では、「つぐみにとっては素直になるためのきっかけの一言だったけど、何事にも通じる言葉だね」「いくつになっても、どんなことをやってもおかしくないんだよね」「なんでもやりたいと思ったときに挑戦しようと思った一言だった」「立ち上がる勇気をくれる言葉だ」と感激のコメントが多く上がった。
「先日の地震のあと、楓と話しました。もし、明日地球が終わっても、もう僕たちは何の後悔もないね、と。もちろん、終わることを望んでいるわけではありません。ただ、この先何が起きようと、どんなことがあろうと、受け入れられる自信がある。そう思えるくらい、この人生に後悔はありません」(by高木圭吾)
自分の店を持ちたい圭吾と、家を建てたい妻の楓。樹が設計した2人の夢を叶える新居の建築も始まり、圭吾は、楓の病気の進行に不安はあっても、充実した人生だと胸を張る。愛する楓とともに精一杯生きることや、愛する人の幸せが自分の幸せに繋がっているんだ、という愛の強さを感じるセリフだ。
どんな状況でも支えあう高木夫妻に心を打たれたつぐみ
“後悔”という言葉が自らの心に引っ掛かり、ようやく隠し切れない“想い”に気づいたつぐみは、樹のもとへと走り出す。そんなつぐみに対し、「やっと素直になるときがきた!」「もう絶対に樹くんのことあきらめちゃだめだよ!」などとネット上にエールが飛び交った。
また、セリフ自体にも「旦那さん(圭吾)のセリフが言えるような生き方ができたらステキだな」「誰かと後悔のない人生を共有できるって、なんて幸せなんだろう」「周りの人を傷つけてしまうかもしれないけど、自分に素直に生きることも大事だよね」などと、多くの人が共感した。
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