2019.06.11更新
若者を中心に大ブームのタピオカ
林修と彼が認める現役東大生らが参戦した“東大チーム”と、早稲田大学卒業の馬場典子ら名門大学出身者が集まった“名門大チーム”が熱き戦いを繰り広げた、今週のネプリーグ。
現代文担当の林修先生&地理担当の村瀬哲史先生が教えてくれた、今週の「誰かに話したくなるウンチク」は?
モチモチとした食感と多彩な味で若者を中心に大ブームのタピオカ。番組では、タピオカの原料は「米かイモか」という二択クイズが出題された。
タピオカの原料は、キャッサバという中南米などの熱帯地方で生産されているイモ。地理の村瀬先生によると、キャッサバはタピオカ以外にも様々な用途で使われているという。
キャッサバを原料とした製品の中でメジャーなのが、工作に欠かせない文房具の“糊”だそう。とはいえ、もちろん糊からタピオカを作ることはできないので、悪しからず!
原料は一緒でも糊は食べられません!
上智大卒のフリーアナウンサー・森山るりも間違ってしまった「どうにいる」の漢字。“学問や技芸が熟達した=その道を極めた様子”を表す言葉だが、なぜ「道に入る」ではなく「堂に入る」と書くのか?
林先生によると、「堂に入る」の言葉の由来は「堂に升(のぼ)りて、室に入らず」。
「堂」とは建物の手前にある客間を、「室」は奥の部屋を指すことから、学問や技芸の入り口に入って少しずつ上達しつつあるものの、まだ深奥には達していない状態を指す言葉だった。
「室に入らず」のレベルから進化して、道を極めた状態を表すのが「堂に升り室に入る」という表現。それを省略して「堂に入る」という言葉が“熟達した”という意味で使われるようになったそうだ。
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