Muscat~フジテレビの番組情報

2019.05.28更新

大久保佳代子はドン引き!コーヒー×ざるそばの相性に、プロも唸った

5月27日(月)放送

日常にあるものの奥が深いコーヒー

“つい素通りしてしまいがちなコト”や“特に旬でもないコト”を番組なりに調べて、毎回ゲストとともに語っていくトークバラエティ『石橋貴明のたいむとんねる』。5月27日放送のテーマは「明日から通ぶれる珈琲の味」。ゲストは大久保佳代子、そして解説・指南役として全国に11店舗展開する「丸山珈琲」のオーナー・丸山健太郎さんが登場。進行はこの番組で“パグパン”のニックネームが定着した杉原千尋アナが務めた。

通の基本、コンビニコーヒーで味の表現を学ぶ

「朝はコーヒーを淹れることから始まる」という石橋は、丸山珈琲の常連でもある。しかし“コーヒー通”と呼ばれるほどの域には達していない。

ということで、まずはコーヒーの味を上手に表現することからスタート。

丸山さんによればコーヒーの味を表現する基本は「酸味」「苦味」「コク」「すっきり感」だそう。

そこで、石橋と大久保が大手コンビニのセブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン各社のコーヒーを飲んで、味の印象をマトリクス表に当てはめていくことになった。

石橋はセブン-イレブンを酸味のあるスッキリ系、ファミリーマートをやや酸味のあるスッキリ系の位置に、ローソンはやや苦味がありコクが深いと判断。

一方、大久保は石橋とは違うものの、酸味を強く感じている点は類似。

最後に丸山さんの結果を比べてみると、ほぼ180度違う結果になっていて、石橋は「もろくも崩れるこの自信」とがっかりしていた。

あっさり浅煎りのスペシャルティコーヒーがトレンド

次はこだわりのコーヒーショップによくある「スペシャルティコーヒー」の真髄を学ぶ。スペシャルティコーヒーとは、高品質な豆であることはもちろんのこと、産地や生産者が明確で品質管理が徹底されたまさに特別なもの。

スタジオでは、「丸山珈琲」自慢のスペシャルティコーヒーの中からコスタリカ産「ペペ・ファジャス・ゲイシャ」をいただいた。

色が薄く、あっさりした味わいに驚く大久保さんは「うっすいな~と思う」と言いつつも、「何種類か知らない味がしてきました」という反応に手を叩いて喜ぶ丸山さん。かつては苦さやコクのある深煎りこそが上質なコーヒーというイメージだったが、スペシャルティコーヒーのファンには浅煎りであっさりとした酸味があるものも評価を得ているという。

ここで、石橋が丸山に素朴な疑問をぶつける。それは「バリスタが入れたコーヒーは本当にうまいのか?」ということ。

そこで「丸山珈琲」のバリスタで技術を競う大会で世界5位を獲得した上山さんと同じ条件でコーヒーを淹れ、味に違いが出るか検証した。

丸山の寸評は、石橋のコーヒーは「プロに違わぬ美味しさ」と前置きをしながらも、「上山のコーヒーのほうがより味が出ていて、後味にもコーヒーがしっかり残っていて美味しい」と言われ惜敗。

コーヒーには淹れた人の人間味が出るというが、丸山さんは「(石橋の)繊細さが出ていました」とコメントしていた。

意外! コーヒーと食べ物の通なペアリング

最後はコーヒーに合わせる食べ物のペアリングも学ぶ。通常はサンドイッチやスイーツだが、石橋は虎屋の「黒糖入羊羹おもかげ」をおすすめ。これについては「このコーヒーのようにあっさりめのほうが和菓子に合う。後味が和菓子かコーヒーかわからなくなるくらいが良い食べ合わせなんです」と丸山さんが解説した。

続いて丸山さんがピエール・マルコリーニのスミレの香りのマカロンとオレンジブロッサム風味が特徴のコーヒーを用意。しかし、石橋と大久保はこのペアリングが理解できずに困惑。

「飲み終わった後にスミレの香りも残っているし、コーヒーの香りも残っているのがわかりますか?」と丸山さんが問いかけると、杉原アナが「わかります、私はしっくりきています」とドヤ顔。それを見て「ヤな女!」と切り捨てる石橋だった。

そんななかコーヒーのプロ、丸山さんが舌を巻いたコーヒーと最高のペアリングの食べ物とは、なんと「ざるそば」! そばは穀物で、そばつゆにはカラメル感があり穀物×カラメルという味の構成がコーヒーに似ているから合うのだとか。

「ほおほお」とうなずく石橋に対し、大久保は笑顔で「(おいしいかもしれないけど)絶対にやらないです!」と断言していた。

文=パンチ広沢

番組情報

『石橋貴明のたいむとんねる』
<放送>
5月27日放送回 毎週月曜23時~23時40分
<出演>
石橋貴明、杉原千尋(フジテレビアナウンサー)
ゲスト:大久保佳代子

掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。