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2019.05.25更新

「皆わざと100点取らないの?」 東大出身女性が感じていた驚きの本音とは

5月26日(日)放送

5月26日(日)放送の『ボクらの時代』に登場するのは東京大学出身の女性たち。フジテレビアナウンサー・佐々木恭子、脳科学者・中野信子、そしてニューヨーク州弁護士・山口真由の3人が仕事、結婚・恋愛、現代社会について語り合う。

日本国内では最難関とされる東京大学に合格し、そして卒業した3人。彼女たちが感じた周りとの違いを告白する。

脳科学者の中野信子は中学時代のエピソードを語る。

なぜ皆100点取らない?先生に遠慮しているの?

中野:試験があって、いい成績取っちゃうんですよ、自分だけ。周りの人は、授業でやったことしかテストに出ないのに、なんか70点くらいを取ってるんですよ。70点ぐらいを取るっていうことは、なんか先生に遠慮して(わざと70点をとっている)。

山口:すごいでしょう、その発想。面白いでしょう。

中野:満点取ったら感じ悪いじゃないですか。100点とか取ると先生教えがいがないのかなと思ったりしたんですよ。みんなの、暗黙のなんかそういうのが。

佐々木:ちょっと遠慮して5問ぐらい間違うルールがあるとか。暗黙の了解であると思ってた?

中野:それでみんなにそういうふうになっているの?って聞いたら、みんながさーって(引いてしまった)。

そして、周囲からは「変わり者」とみられるように。しかし東大に入ると自分と同じような人もいたのだとか。それが「東大に入って良かった」と思える理由だという。

1日19時間半勉強することも…その驚きの方法とは

大学在学中に日本の司法試験に合格し、卒業後は財務官僚になり、その後、ニューヨーク州の弁護士にもなり…、とてつもない経歴を持つ山口は自身でも認める勉強家。ときには1日のうち19時間半も勉強に費やすこともあるのだとか。ある驚きの方法で自分を追い込み勉強をしたという山口に、ふたりも「えー!」と大盛り上がり。

山口:ポテンシャルが高い人っていっぱいいるじゃないですか。子供とか見ててもポテンシャルが高いのに、どうしてそれ生かさないの? っていう。だってもったいなくない?

脳科学者の中野は、山口を「頭脳の体力が半端ない」と評する。努力できるかどうかは気力の問題ではなく、生まれつきある頭脳の体力によるらしく、それが図抜けているのだと言う。

一方で「精いっぱい頑張って東大に入った」佐々木は中野や山口とは違っていて、「どうやったらもっとユニークな人になれるのかって思ってた。東大は居心地悪かったですよ。なんにも突出しないし」と語る。中野曰く、佐々木は「バランスの取れた人」。

佐々木恭子

3人は、今年の東大入学式で話題になった上野千鶴子・東大名誉教授の祝辞を「東大っぽく」分析し、サークル活動での東大の女子学生の扱われ方などの「東大女子あるある」を語り合う。

その流れで恋愛の話題に。恋愛も頑張ってしまい、相手の男性とのマウンティングのしあいにもなってしまう山口に、既婚者である佐々木と中野がアドバイス。佐々木は「プライドレスな男の人がいい」と語り、中野は男の人に必要な3つのものを伝授。これさえあれば、「あとはいらない」と語る果たしてその中身とは?

3人で東大っぽい発想、分析をし合い、さらにそれを受けてお互いに爆笑する。何とも不思議だが、3人それぞれの見たことのないキュートな一面に注目だ。あ、「キュート」なんて言うと、叱られそうだが(笑)!

番組情報

『ボクらの時代』
<放送>
5月26日(日)7時〜7時30分
<出演>
佐々木恭子(フジテレビアナウンサー)
中野信子
山口真由

掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。