2019.05.18更新
毎週日曜朝に放送中の『ボクらの時代』。5月19日放送回は『コンフィデンスマンJP』から俳優の東出昌大と小手伸也、脚本家の古沢良太が登場。同作は月9ドラマとして放送され、5月17日には映画版が公開、そして18日にはスペシャルドラマが放送された。俳優と脚本家、それぞれの立場から、仕事のこと、家族のこと お金のことなど語り合う。
小手伸也
40代になってようやく俳優としての仕事が軌道に乗った小手。意外にも「今、売れて良かった」のだとか。アルバイトを入れられず、俳優として休みなく働けている現在について、小手は次のように語る。
小手:若いうちにこんなことになっちゃっていたら、全然追い付けなかっただろう。少なくとも20年以上いろんな経験を積ませていただいて、それだけの材料を引き出しに入れた状態だったからこそ、今なんとかやっていけていると思う。それがもう真っさらな状態で急に売れたりしたら、アーティスティックな気持ちになってニューヨークに住むとか言いそうだもん。
一方の東出は23歳の時に俳優デビュー。「僕はできるよ」と自信を持っていたそう。しかし…。
東出昌大
東出:23歳まで役者の勉強こそしてなかったけど、映画とか好きだったし、良いお芝居とかってこういうことなのかな、みたいな。凝り固まった持論だけはあって。それで2~3年やってみて、「マジでこいつなんでテレビ出てるんだ? 画面ぶち割りたくなるぐらい芝居下手だな」とかいうのを(インターネット等で)見て。セリフは頭に入ってるだろうと思って現場に行くのですが、こうやってくださいとか言われて。あ、え? あわわ、みたいな、そういうのが最初すごい続いて…。だからやっぱりパニックになりました。でも逆に、10代のうちに、そういうこともそつなくできて、ましてや演技力も評価されて、お仕事のオファーをいっぱいいただくっていう生活をしてたら、完全に天狗になってたろうなと思うので、デビューが23で良かったなとは思います。
ここまで真面目に語り尽くすふたりを見るのも珍しいかもしれない!?
古沢良太
放送の後半、盛り上がるのは「業界のお金の話」。お金の話をしたがらない演劇人は多いものの「絶対にしなきゃいけない」と語る小手に、「(お金のことは)この業界の問題だと思います」と答える古沢…。「それはヒドい!」と思わず東出が言ってしまった脚本家のギャラエピソードとは?日曜の朝から、ちょっと生々しいが普段知ることのできない俳優と脚本家のギャラ事情にも注目だ。
ほかにも「妻、家族のこと」「視聴率のこと」など、気になるワードが盛りだくさんとなっている。
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