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2019.05.14更新

片寄涼太、舞台挨拶に遅刻！？からの…サプライズ登場に観客は大歓声！

6月21日（金）全国ロードショー　映画『きみと、波にのれたら』

左から）伊藤健太郎、川栄李奈、片寄涼太、松本穂香、湯浅政明監督

6月21日（金）より全国公開されるアニメ映画『きみと、波にのれたら』の完成披露舞台挨拶が、きょう東京・六本木で開催され、片寄涼太（GENERATIONS from EXILE TRIBE）、川栄李奈、松本穂香、伊藤健太郎、湯浅政明監督が登壇した。

日本アカデミー賞最優秀アニメーション賞受賞作品『夜は短し歩けよ乙女』（17 年）を手掛けた湯浅監督の最新オリジナルアニメーション映画となる本作は、消防士の青年・港（片寄）とサーフィン好きの大学生・ひな子（川栄）との運命的な恋を描く感動の青春ラブストーリー。港は、溺れた人を助けようとして海で命を落としてしまう。そんなある日、ひな子が2人の思い出の歌を口ずさむと、港が水の中に現れる…。

会場に集まった観客の拍手の中、川栄らが登壇するが、そこには片寄の姿はなく、司会者から「会場に向かっていますが、渋滞にはまっている」との説明が。不在の片寄に代わり、片寄が声を演じた港（アニメーション）が、ステージ中央に設置された水槽ビジョンの中から、川栄の呼びかけに反応して登場した。

水槽の中の港が「皆さんのこと見えてますよ」と会場に呼びかけ、観客の質問に答えることに。港は「左側の白い服の人」「右側の手を振っている人」と客席の様子を本当に見ているかのようにどんどん指名していく。観客から「渋滞にはまっているそうですが、今どこにいますか？」との質問が飛ぶと、「僕に聞かれても分からないな」とタジタジに。また「ひな子との思い出の歌を歌ってほしい」とのムチャぶりには、「恥ずかしいよ…。あ、そろそろ時間だ。もう消えちゃう」と言うとフェードアウト。すると、大量のスチームが噴射され、中から片寄が登場！客席からは大きな歓声が上がった。

その様子はこちら！

映画「きみと、波にのれたら」（6月21日公開）の完成披露舞台挨拶で片寄涼太さんが水槽から登場！#きみと波にのれたら #片寄涼太 #川栄李奈 #松本穂香 #伊藤健太郎　詳細はマスカットの記事で後ほど！ pic.twitter.com/YVGOFZDzTz
— Muscat（マスカット） (@muscat_fujitv) 2019年5月14日

渋滞にはまっていたはず…!?の片寄が水槽ビジョンの中からサプライズ登場！

「後ろで皆さんを見てました」と笑いながら説明した片寄は、観客の前に立ち、「初めて声優に挑戦した作品が、この作品でよかった。今日、皆さんにお届けできてうれしい」と会心の笑み。「アニメーションだけど、すごく人間味がある作品だなと思っていて。命や人生など大切なものが描かれている、素敵な作品だなと思いました」と自信をみなぎらせた。

“ラブラブすぎる恋人同士”だったという片寄＆川栄が2人で歌うシーンは、片寄のアイデアで実現！

本作の主題歌は、片寄が所属するGENERATIONS from EXILE TRIBEの「Brand New Story」。劇中で港とひな子の思い出の曲になっていて2人が一緒に歌うシーンがあるが、それは片寄からのアイデアだったという。

片寄は「レコーディングブースの緊張感を知っているので、1人で歌うよりも2人で歌った方がいい空気感になるのかなと思って」と理由を説明するが、「さっき聞いたら（川栄）がすごく嫌だったって」と暴露。

川栄は「本当はひとりで歌いたかったんです。（片寄が）上手いし、キーの話とかするけど、よく分からなくて。まだ会話もしていない状態で、歌に入るのがすごく緊張しました」と弁明した。しかし、湯浅監督いわく「そうとも思えない（素敵な）感じに仕上がっています」とのことで、伊藤も「2人のラブラブがすごい。すごくうらやましくなる。大好きなシーンです」と明かしていた。

キャスト4人が“背中を押された”エピソードを披露

自信のない人たちの背中をそっと押すような作品になっているとのことで、自身が誰かに“背中を押された”話を披露する一幕も。片寄は高校生のときに、高校の教師をしている父親が「大学はいつでも行けるから今はやれることをやりなさい」と言われたエピソードを明かし、「そこで迷いが吹っ切れて。やってみようと思いました。すごく気が楽になりましたね」と笑顔を見せた。

川栄は母親の話を。「私の決めたことを否定せずに、『なんでも自分が好きならいいんじゃないの？』と言ってくれるので、いつもその言葉に救われます」としみじみ語った。「すぐに自信を無くしてしまうタイプ」という松本は、「そういうとき、マネージャーさんから『役者として生きていく人だと思ってるから』と言ってもらえたことがあって。それはよく思い返します」と打ち明けた。

伊藤は今でもつながっているという幼稚園の先生だと言い「仕事が立て込んだりして疲れきってるときに、『死にそうだわ…』と話していたら、『“そう”なら大丈夫。“死ぬ”だったら自分が止めるから』と言ってくれて。それがうれしくて、まだ俺頑張れるなと思いました」と笑顔を見せていた。