2019.05.15更新
(C)長谷川町子美術館
放送50周年を迎え、今年5月から9月まで宮城県の観光キャラクターに就任することが決まっているアニメ『サザエさん』。就任直前ということで、きょう都内で記者会見が行われたのだが…ただの記者会見に終わらないのが、さすが『サザエさん』だった!
アニメで全国を旅してきたサザエさん一家が自治体の観光キャラクターになるのは初めて、ということで舞台には“ちゃぶ台”がセッティングされ、そこに一家が勢ぞろいしている。サザエさんファミリーがこのような形で我々の目の前に登場し、動いているのは、異例のことだとか!「ピンポーン」と突然、宮城名物「ホヤ」が届けられる。中からまるで桃太郎のように現れたのは…なんと村井嘉浩宮城県知事だった!「美味しいホヤが取れたので是非皆さんに食べていただきたい!」とのこと。
さきほど宮城県×『サザエさん』観光キャンペーン記者発表会が行われました!サザエさん家にホヤのお届けものが…中に入っていたのは村井嘉浩宮城県知事でした!サザエさん一家もビックリ😍 #サザエさん #宮城県 #村井嘉浩 #村井知事 #磯野家 #サザエ #波平 #フネ #マスオ #カツオ #ワカメ #タラ pic.twitter.com/hNfgtbdh3X
— Muscat(マスカット) (@muscat_fujitv) 2019年5月15日
(C)長谷川町子美術館
ノリノリで登場した村井知事は、サザエさん一家のちゃぶ台トークに仲間入り、カツオは「テレビで見たことある人だ!」と大喜び。波平が近くの居酒屋で村井知事と意気投合したことで知り合いになったらしい。
ワカメ「宮城県って、どんなところですか?」
村井知事「山と海、両方楽しめる自然豊かな場所です」
カツオ「あの伊達政宗公がいたところですよね、僕、大ファンなんです」
村井知事「よく知っているね。伊達政宗公の騎馬像が、仙台城跡にあるよ」
カツオ「かっこいいだろうな-。記念撮影してかおりちゃんに見せたいな」
マスオ「今年の家族旅行は宮城県にしないかい!」
ワカメ「うん!行きたい!」
美味しい海鮮丼が食べたいと張り切っていたサザエも大喜び!村井知事が飛び入り参加したことで、磯野家の夏休みの旅行先が宮城県に決定し大盛り上がりとなった。『サザエさん』キャラクター×知事というなかなか見ることのできない組み合わせで会見はハイライトを迎えた。
会見には長谷川町子美術館の川口淳二館長も登場し、今回のキャンペーンを「サザエさんの愉快なタビin宮城」と題し、サザエさん一家が登場するガイドブックやポスター、PR動画を各地で展開するほか、イベントにサザエさん一家が登場するなど盛りだくさんの内容を紹介した。記者たちが注目したのは「巨大タマちゃんを探せ!」という特別イベント。宮城で美味しい物を食べすぎて大きくなったタマが県内で出没するらしい。約3メートルもあるタマちゃんとの記念撮影も楽しむ事が出来るとのことで、村井知事は「インスタ映え間違いなし」と太鼓判を押した。
村井知事は「50年の歴史があり、国民に愛されるサザエさんは、知名度や視聴率も高く、親子三世代でユーモアあふれる心に残る旅を楽しんでもらいたいというコンセプトにぴったりなのでお願いした」、全面協力する川口館長は「東日本大震災の復刻支援の観点から全面協力させていただいた。今年4月から『サザエさん』のオープニングでも宮城を旅している。ユーモラスな心に残る旅を応援出来たら」と語り、今回の豪華コラボの経緯を明かした。
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