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2019.05.14更新

<特別寄稿>無類の『ものまね王座』好き綴る“栗田貫一愛”本人取材で名物ものまね誕生秘話も!

5月17日(金)『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』

細川たかし(栗田貫一)とフレディ・マーキュリー(カール北川)の夢の競演が実現!

無類の『ものまね王座決定戦』マニアとして知られる日髙大介。そんな日髙が『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』の放送に先がけて、今回の見どころ、そして幼少の頃から大のお気に入りだという、栗田貫一について、“クリカン愛”あふれる渾身の記事&インタビュー原稿を寄せてくれた(以下、日髙大介特別寄稿)。

「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル」開幕! 35年間、番組を一度も休まない栗田貫一の誠実さと遊び心

昭和から平成にかけて一世を風靡した「ものまね四天王」という5人組をご存じだろうか。爆笑デフォルメの天才「コロッケ」、時おり小学生のような下ネタを引っ提げ審査員の淡谷のり子氏に本気で叱られる「清水アキラ」、洋楽ものまねの巧みさと2人のコンビネーションは天下一品の「ビジーフォー」。そして、正統派路線に加えてアイデアと遊び心を絶妙にミックス、観客を魅了し続ける「栗田貫一」。

各局で放送されるものまね番組、そこで活躍する「ものまね芸人」の世代交代は激しい。そんななか、古巣であるフジテレビで「ものまね芸」を一本、貫いている男がいる。栗田貫一だ。フジテレビものまね四天王の中では最後の砦である。

そんな栗田が挑む今回の『紅白』のネタは、アニメキャラ・懐かし系・洋楽と何でもこなすものまね名人「カール北川」と初のユニットを組んでの出し物。大ヒット映画『ボヘミアン・ラプソディ』から、「フレディ・マーキュリーと細川たかしのまねで『We Will Rock You』」だ。

実は筆者もネタ順表を見たときには、不遜にも「カールさんがフレディで、栗貫さんが細川、上手くデュエットしてハモって違和感のなか感動を持っていく。なるほど、王道なネタかな」と思ってしまった。しかし本番ではその予想が見事に覆った!

ものまね四天王・栗田貫一は、カール北川と初のユニットを組んでQUEENに挑戦!

今回の見どころは、カールのフレディは正統派、そして栗田はその合間に細川たかし流の「ラップ」を被せていくというネタだ。リハーサル(音合わせ)から見せていただいたが、リハではいい意味で力が抜けていたフレディと細川たかしが、本番では2人とも迫力あるものになっていた。コンビネーションもバッチリなだけに、細川たかしのフッと間の抜けた替え歌が心をくすぐってくる。続きはぜひオンエアで!

ちなみに対戦相手は、昨年末の『ものまね王座決定戦』優勝の若手実力派・君島遼。小柳ルミ子のまねで「瀬戸の花嫁」に挑戦する。筆者としては、歌声はもちろんのこと、ぜひ君島のメイク、特に「口紅」に注目していただきたい!ベテラン2人によるアイデアものまねが勝つか、新進気鋭の正統派ものまねが勝つか、乞うご期待!

総勢100名を超える多彩なものまねのオンパレード!新顔の入った「ものまねジャニーズ軍団」にも注目!

今回の『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』はお祭りである!ものまね名人によるガチンコ対決のほか、見るだけで面白い「顔だけそっくりさんNo.1決定戦」や、カッコいいのになぜか笑えてしまう「ものまねジャニーズ軍団」。そして、筆者おすすめはプロのものまね芸人の矜持が垣間見られる「下克上決戦!最強新人大集合」。同じアーティストネタという縛りでプロと新人が対決する、プロにとっては過酷極まりない企画だ。なかでも、ビューティーこくぶと最強新人との「山下達郎」対決は白眉である爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル!その2人の迫力をぜひテレビの前でじっくりとご覧いただきたい。

【栗田貫一さんとの収録前コメント】あの伝説の「ドレミの歌」8人リレーは実は失敗作!? なんとか本番の機転で名作ネタに昇華した。

<栗田貫一インタビュー>

(聞き手:日髙大介<本職はクイズ作家。無類の『ものまね王座』好き>)

栗田:日髙さん、いつもディナーショーなどを観にきていただいたり、ずっとずっと昔からファンでいてくださって、応援してくれていますよね?

日髙:ありがとうございます!ご本人の前で失礼かもしれませんが、日本一の栗田貫一さんファンだと自負しております!

栗田:今はクイズ作家もやっていらっしゃって。何でも答えますので、よろしくお願いします。

日髙:栗田貫一さんは、デビューされた1984年から35年間、『ものまね王座』『ものまね紅白』に一度も休まず出場されているのですが、ものまねに対する情熱を維持する秘訣はなんですか?

栗田:なんだろうなあ。たとえば、「歌が上手いんだからレコード出そうよ」って言っていただいたことも何回もあるのですが、僕が嫌なんですよ。“ものまね”でここまで育って、有名にさせていただいた自分が、レコードを出した日から“ものまね”を捨てなきゃいけないんじゃないか、という気持ちがあって。“ものまね”だけで十分幸せです。

日髙:たしかに、声優さんのご活動も、あくまでもルパン本人ではなく、山田康雄氏へのリスペクトとして、“ものまね”を貫いているようにお見受けしていました。

栗田:最初はそうでしたね。ただ、新メンバーも増えてから、ここ7年くらいは「山田さんを意識しなくていいよ」と言われるようになりました。あとは僕の中で、ベースの声が、山田さんがやってきたルパンに聞こえてればいいのかなと。

日髙:1988年には「うちの留守番電話はルパン三世」というネタもありましたよね。「(メッセージは)不二子ちゃんなら大歓迎だけどなぁ~、銭形のとっつぁんならゴメンだぜ!ウッフフ~」っていう。

栗田:ゴメン!全然覚えてない(爆笑)

日髙:同じ1988年の春、生まれて初めて僕が栗田さんのネタを見て、衝撃を受けたのが、あの伝説のネタ「いろいろな人のまねでドレミの歌」だったんですよ。

栗田:あ!それは覚えていますよ。

日髙:たとえば「ド」なら郷ひろみで、「レ」なら五木ひろしで、「ファ」なら森進一で、1オクターブ8本のマイクを横に並べて、ご自身が移動しながら一音ずつ声を変えていく。あのアイデアの種はどういうところから来ているんですか?

栗田:その人を、たった“一音”ずつでものまねで表現できたら面白いかな、というところですね。「沢田研二」の音階はなんでしたっけ?

日髙:「ソ」です(即答)

栗田:「ソ」か(笑)。(沢田研二のまねで)「♪ソ~」、おー、確かにハマるね(笑)

日髙:目の前1メートルで見られた!(感激)

栗田:あの頃の苦労話としては、最初に想像していたより(後半に)テンポが倍になるっていうこと。それを、実はあんまりわからずに「やる!」と勝手に宣言してしまったんですよ(笑)。あまりマイクの距離を離すと間に合わないから、マイク8本同士の距離を近づけたんです。ところが、ハウってしまうんですよ。

日髙:確かに!

栗田:このマイク8本の距離をどうすればいいか、本番直前ギリギリまで悩んでましたね。

日髙:あのネタはかなりの練習量がしのばれるのですが、実際、自宅などでどれぐらい練習したのですか?

栗田:それまで、実際のマイク8本を並べては練習してなかったんですよ。家には8本も無いので(笑)。

日髙:ええっー!!じゃあ、一発本番で?

栗田:そう、一発本番。正確には、収録日にフジテレビに来て、当日リハの時に初めてやったのかな。それまでは頭の中で「こう横に動いて」というイメージトレーニングしかやっていなかったんで……後半で間に合わないことに気が付いて、失敗したなあと思いました(笑)。

日髙:最後の「♪ドミミ、ミソソ、レファファ、ラシシ~」の部分が少しだけマイクに追い付かず、ちょっぴり間に合わないんですよね。

栗田:でもあれは、「少しだけ間に合わない」くらいのほうが笑えるかもしれない、というのもありますね。こちらが焦っているほうがお客さんにとっては面白いから。

日髙:なるほど、本番でネタの醍醐味を見つけられたのですね。流石です!

ものまね四天王の真骨頂! 「洋楽を演歌でカバー」するネタは栗田貫一がパイオニア!?

日髙:栗田貫一さんといえば、歌ものまねオンリーで挑戦しても相当なクオリティなのに、あえて「アイデア」「くすぐり」「喋りネタ」を足して、よりエンタテインメント性の高いネタに仕上げていますよね。古くは「財津一郎のまねで『愛の讃歌』」にCMネタを足したり、「黒柳徹子のまねで『黒ネコのタンゴ』」で黒柳さんの早口に挑戦されたり、「北島三郎さんのまねで『風雪ながれ旅』」なのに格好はプロゴルファー猿だったり…。

栗田:あはは(笑)。いろいろやりましたねぇ。やはり、そのまま「似ている」というだけでは僕の中で面白くなくて。僕の大好きな歌手の方々が、こんな風にショーをやったら面白いだろうなあ、というのがアイデアの原点なのかもしれないですね。

日髙:そして!今日収録のネタにもつながりますけど。1987年には、マイケル・ジャクソンの『BAD』を五木(ひろし)さん・森(進一)さん・細川(たかし)さんで、他にもエルビス・プレスリーの曲で途中に盆踊り風に転調する細川たかしさんなど、記憶に残るものまねばかりです。

栗田:ひょっとすると、その頃に僕はいわゆるカバーを始めたのかな(笑)。

日髙:そのとおりですよ!「あの人の名曲をこの人が歌ったら」みたいなものは当時主流でしたが、マイケルの扮装で演歌を歌う、というカバーの仕方は栗田さんがパイオニアじゃないですかね。

栗田:(爆笑)くだらないけど、いろいろやってたんですね。

日髙:ちなみに今回も、その細川たかしさんで勝負ということで。

栗田:そうそう。でも今回は、うちのカール(北川)がフレディ・マーキュリーをやって、細川さんになった僕の方が英語ではなくて、“イッキュッパ!”っぽいセリフを考えて作りました。

日髙:出ましたね、CMものまね(笑)。それはご本人のものまねを練習していくうちに、徐々にネタのアイデアが生まれるんですか?

栗田:最初にアイデアが生まれてから、ものまねの練習に移ります。ただQUEENをやって、フレディ・マーキュリーと細川さんがデュエットしていても面白くないので、歌詞を日本語にしちゃって(~本番のネタを歌い出す~)。

日髙:すごいですよね!これまでは「カバー」の域に留まっていたのが、「細川たかし」だけで「ラップ」「日本語歌詞」といった形でネタをグレードアップさせているんですよね。流石だなあ。

『ものまね紅白』はお祭りだけど、『ものまね王座』には生活がかかっている!

日髙:『ものまね紅白』と『ものまね王座』との違いはありますか?

栗田:『王座』は、甲子園と一緒で負けたら終わり。だから結構プレッシャーを感じるかな。『紅白』はどっちかというと楽しめればいい。

日髙:お祭りですか?

栗田:はい。お祭りだし、テレビを見た人が笑って楽しんでくれたらいいと思う。『王座』は、ある意味、ものまね芸人としての生活がかかってると思わないといけない。お互いに緊張しているし。

日髙:それこそ四天王ブーム、90年代には4回戦のトーナメントを年に3回やられていたわけじゃないですか。あの頃って、想像するよりもずっと過酷でしたよね。毎回、新ネタを要求されますし。

栗田:本番は4曲ですけど、最初のネタ出しの段階では毎回10曲近く作るわけですよ。それを本番用に絞って4~5曲残すんですけど、たまに1回戦で負けたりすると、次回用のネタのストックが3つ残るのね。案外そのほうがいいってときもある(笑)。毎回準決勝とかまで残って負けると「悔しさ」はもちろん、「3ネタも消費かー」、「今回は結構疲れたなー」みたいなのは正直ありましたね。さらに、ジャンケンで負けたりなんかしたら「チキショー」というのもありましたし(笑)。もちろん、毎回、勝ちに行ってるんですけどね。

日髙:時事ネタなどは、次の回に使えなかったり、みたいな駆け引きもありましたよね。

栗田:そうそう!俺の中で一番失敗したのがね、当時大ヒットしていたシャ乱Qの「ズルい女」のつんく(現:つんく♂)のものまねした時に、顔も歌も似ててギャー!って絶賛されたのね。(榊原)郁恵さんとかにも「似てるー!」って言われたりして。それで、登場して、「Bye-Bye ありがとうさよおなら〜プ、愛しい恋人よ〜プ・プ、あんたちょっといいおならだったね」って歌ったの。

日髙:あの「バフッ!」の笛みたいな楽器を使って、下ネタを(笑)。

栗田:そしたら「扮装から顔からそっくりなのに、なんでそんなことするのよ」みたいに周りから言われて。「あ、やべ、やっちゃったかな」と思って。でも、自分はそれが楽しかったの。

日髙:事前に扮装やメイクでそこまで盛り上がるというのは想定外だったんですね。

栗田:想定外。せっかく「笑わせよう!」と意気込んでいたのに、「プ!」の瞬間にお客さんがシーンって引いちゃって…(笑)。でもそういうことばっかり考えて、勝負していましたね。大ウケすれば大ホームランですし、外せば三振一打席で終わるわけですから。

日髙:大元が似ているのに「何か足していく」というのが、当時四天王の凄さでした。今はそういうネタがあまり見られないので寂しくもあります。そういえば、チャゲ&飛鳥を一人二役でやられたのも栗田さんが初めてでしたよね!

栗田:チャゲアスは、その前に「モーニングムーン」「ひとり咲き」を飛鳥だけでやって、その後に「SAY YES」の大ヒットが来て。この曲は(チャゲを含めた)2人でやりたかったなあと思って、事前にチャゲパートを録音して、本番では飛鳥パートを歌って、2人のハーモニーになるようにしました。

日髙:それが準優勝で100点満点を取り、その勢いのまま、初優勝でしたよね。最後は桑田(佳祐)さんのまねで『愛の讃歌』。

栗田:そうだねぇ…最後ね、桑田さんでやったね(しみじみ)。

フジテレビの「ものまね」の魅力は、 楽しんで何でもやらせてくれること!!

日髙:他局にもものまね番組はありますが、フジテレビならではのものまね番組の魅力とは?

栗田:四天王ブームの頃って、フジテレビにいた木村(忠寛)さんというプロデューサーがね、とにかくなんでもやらせてくれた。芸に妥協のない素晴らしい方でしたけど、ものまねは楽しけりゃいいんだ、って。もちろん、今でも根っこは変わってないと思うんですよ。単純に、「この人がこうだったら面白いな」と発想したことをものまねしているわけなので、それをやらせてくれてきた老舗であり、やはりフジテレビはバラエティのトップだったと思うんですよね。

僕はこの番組に育ててもらったし、本当に、視聴率が取れるとか取れないとか、関係ないんですよ、僕たちものまね芸人は。とにかくいいネタを作って、お客さんや視聴者の皆さんに見ていただきたいだけなんで。僕はそれでいいと思うんです。

日髙:それを純粋に僕たち視聴者がストレートに受け取ったから、今でも熱狂的なファンが多いんでしょうね。

栗田:そこだけは、ものまね芸人一同、想いを同じにして、ストレートに面白さを伝えられたらなあ、と思うんですよね。

日髙:本番前のお忙しいお時間をお借りして(インタビューは収録前に実現)、本当にありがとうございました。

栗田:全然大丈夫だよ。今度また聞きたいことがあったら気軽に聞きにきてくださいね。

日髙:ありがとうございます!もっとディープな取材をさせていただいて、一冊の栗田貫一さんの本が作れれば最高です!

栗田:本当!?嬉しいなあ。ほら、マネージャーの顔も嬉しそうだ(笑)。ぜひ、またよろしくお願いします!日髙ちゃん、これからもよろしくね。

【編集後記】

僕は子どもの頃からフジテレビ『爆笑!スターものまね王座決定戦』が大好きで、中でも「ものまね四天王」は小中学生にとってのスターだった。僕は「クリカン派」だったが、クラスメイトの間でも「コロッケ派」「清水アキラ派」などに分かれていた(僕のクラスには「ダチョウ倶楽部派」「松村邦洋派」「CCガールズ派」という派閥もあった)。

栗田貫一さんの今回のネタは、奇しくも外国曲で細川たかし。
そのネタを知ったときに、1987年の「ものまねシーン」が頭に浮かんだ。

1987年春 玉置浩二・細川たかしのまねで『雪國』
1987年夏 細川たかしのまねで『好きにならずにいられない』
1987年秋 五木ひろし・森進一・細川たかしのまねで『BAD』
1987年末 もしもシリーズ「細川たかしがパトカーのサイレンだったら」

この年は「ものまねブーム」の先駆け、まさしくこれからブームがやってくる、つまり出場者・スタッフ全員の脂が乗りきっていた黄金時代の第1期であろう。

この年、栗田は春に「演歌にヨーデルを交えて細川たかし」、夏に「プレスリーの曲を転調させて細川たかし」、秋に「洋楽の演歌メドレー、サビに細川たかし」を披露。そして年末のチャンピオン大会(栗田のみ優勝経験なし)では、「もしも細川たかしがパトカーのサイレンだったら」などショートネタの連発で爆笑を総取りし、優勝する。

同じ「細川たかし」を題材として「ヨーデルを交える」「盆踊り調にする」「マイケルのムーンウォークに合わせる」「車の音にたとえる」など、1年間に4種のアイデアで爪痕を残した。トーナメント戦での優勝経験こそ無かったものの、栗田貫一が「ものまね四天王」に仲間入りしたのは、この年での活躍が大きかったからではないかと推測する。

あれから32年が経ち、いまだ第一線として舞台に立ち続けている栗田貫一は、カール北川とのユニットで、更なる「洋楽に日本語のラップで合いの手を入れる」細川たかしを開発。ものまねの対象となる人物にリスペクトを持ちつつ、ここまで「楽しく遊んでいる」芸人は数少ないのではないだろうか(もちろんカール北川もその一人だ)。

「歌が似ているものまね」が特にSNSなどで称賛されがちである昨今、どうか「フジテレビものまね番組」は、栗田のインタビューにもあった通り、「あの人がこんな風だったら面白いだろうな」といったアイデアを、「面白いんだろ?じゃあやってみようよ」という懐の大きさで受け止めるような、ますます幅広い視聴者が楽しめる番組になってほしいと、切に願う。

老若男女問わず、いろんな楽しみ方ができる『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』。今回の放送に続いて、秋にも開催される予定だ。一流のものまね芸人から、新人の方々まで「お祭り感」と「緊張感」の両方を楽しめるフジテレビものまね番組を、大いに応援したい。

そして、年末には超真剣勝負の『ものまね王座決定戦』トーナメントもきっと開催される。今回と秋の「お祭り感」を消化して、ピリピリとした緊張感あふれる極上の歌ネタエンタテインメントでの大バトルが、今から楽しみでもある。ちなみに、栗田貫一が、これまでに『ものまね王座決定戦』トーナメントで披露したのは120ネタ(全51戦)。『紅白』を含めると倍以上になるであろう。まだまだ、この前人未踏の数字が1つずつ増えていくことを、期待したい。

番組概要

『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』
<放送>
5月17日(金)19時~21時55分 ※一部地域は20時~
<出演>
【司会】
白組:今田耕司、山﨑夕貴(フジテレビアナウンサー)
紅組:東野幸治、永島優美(フジテレビアナウンサー)

【『顔だけそっくりさん№1決定戦』『ものまね大好きさん大集合』コーナーMC】
みやぞん(ANZEN漫才)

【審査員】
片岡鶴太郎、吉田沙保里、河北麻友子、生駒里奈、小川菜摘

【出場者】
栗田貫一、ダチョウ倶楽部、松村邦洋、ミラクルひかる、山本高広、キンタロー。、君島遼、ノブ&フッキー、ビューティーこくぶ、コージー冨田、エハラマサヒロ、JOY、霜降り明星、SOLIDEMO(シュネル、向山毅、佐々木和也、木全寛幸、手島章斗)、福島善成(ガリットチュウ)、おばたのお兄さん、アイデンティティ ほか

掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。