2019.05.07更新
郷ひろみが、27年ぶりにフジテレビのドラマに出演する。『世にも奇妙な物語 ’19雨の特別編』のオリジナル作品『永遠のヒーロー』で主演をつとめ、“戦隊ヒーロー”に挑戦することに。
郷のフジテレビドラマ出演は、1992年の『愛する時と裁く時』(主演)以来。久々の出演について、郷は「そういった感覚はありません。何年経とうが、こうして自分にお声がけをしてもらったことに、感謝しているし、その皆さんの思いに応えたいと思っています」とコメント。
怪人対策室警部・大場博人(郷ひろみ)
正義のヒーロー!レッドライガー
本作の舞台は、科学の進歩により、人体の能力を最大限まで引き出す改造人間技術が発達した世界。そこでは、技術を悪用する怪人が現れ、市民の生活と安全を脅かすようになっていた。この事態に、日本政府は警察庁内に外部機関として怪人対策室を設置。ヒーロースーツを開発し、怪人たちを検挙していた。
その中で怪人検挙数トップを誇っているのが“レッドライガー”こと怪人対策室警部・大場博人(郷ひろみ)。仕事が忙しすぎて、娘・亜希(上白石萌音)となかなか会えないことが悩みだ。そんな中、怪人・マスターカイザーから世界を揺るがすテロ予告が届き…。
もともと戦隊ヒーローに憧れがあったという郷は「まさか自分がこの年代でこのような役をやるとは思っていませんでしたが、それはそれでとても楽しみです」とヒーロー役を楽しみにしている様子。また、変身後の自身の姿に対し、「申し分ないです。僕以上のデキだと思います(笑)。大満足です!」と太鼓判を押した。
Q.『世にも奇妙な物語』初出演、初主演となりますが、お気持ちはいかがですか?
ドラマはよく拝見していて、とにかく怖いというか“奇妙だな”というイメージがありました。僕が出演する話は、物語が深くて、今の時代を象徴しているという感じがしています。大の大人たちが真剣に演じるところは演じ、楽しむところは存分に楽しむ、そういうメリハリがつけられればと思っています。
Q.フジテレビドラマへの出演は1992年以来27年ぶりとなります。
あまり、そういった感覚はありません。何年経とうが、こうして自分にお声がけをしてもらったこと自体、感謝しているし、その皆さんの思いに応えたいと思っています。そして、今回僕が演じる大場博人という人物を、しっかりと自分なりにとらえ、演じていきたいと思っています。
Q.戦隊ヒーローに変身するという役柄は初めてですか?
もちろん初めてです!変身する役なんてなかなかできる役柄じゃないので、おもしろそうだなと、ずっとやってみたかったです。僕自身、ステージ上で今までたくさんの事をやっていますが、このような戦隊ヒーローに変身するという事はやったことがなかったので、ちょっとした憧れのようなものはありました。
まさか自分が、この年代でこのような役をやるとは思っていませんでしたが、それはそれでとても楽しみです。変身してからの僕の動きがどのようになるのか、そして変身から大場博人という生身の人間に戻るときに、どのように自身が変化していくのかはとても興味があります。
Q.郷ひろみさんにとっての“ヒーロー”はいらっしゃいますか?
僕は15歳の頃からこの世界にいて、ヒーローというのはなかなか難しいのですが、小さい頃から王貞治さんが大好きでした。小さい頃は、王さんになりたいと憧れていました。(今は)何度もお会いする機会があるのですが、人間的にも素晴らしい方なので、変わらず今でも僕にとってのヒーローは、王さんだと思っています。
Q.注目のシーンは?
やはり、携帯のテレビ電話で娘とやりとりしているところです。少し難解だけれど、最後に謎が解けるのも『世にも奇妙な物語』っぽいなと思っています。
Q.楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
ヒーローである時、刑事である時、娘に本気で接していく時、それぞれを真剣に演じる事で、見ている人を同じ感覚に引き込みたいと思っています。その違いを、ぜひ楽しんで欲しいです。そして、僕がこのドラマをやらせていただくこと自体“世にも奇妙な物語”なのかもしれない…。
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