2019.05.01更新
“つい素通りしてしまいがちなコト”や“特に旬でもないコト”を番組なりに調べて、毎回ゲストと共に語っていくトークバラエティ『石橋貴明のたいむとんねる』。4月29日の放送は「血液型、調べてみたらこうなった」をテーマにお届けした。
血液型と性格には関連性がないという研究結果が発表されているものの、多くの人がいまだに A 型は神経質、B 型は自己中心的、O 型は大雑把、AB 型は天才肌といったイメージを抱いている。その真実を探るべく、番組スタッフが街行く人々に取材をし、独自に調査を行なった。
ちなみに MC の石橋貴明は A 型、進行役の海老原優香アナウンサーは B 型、ゲストの竹山隆範は O 型、橋本マナミは AB 型。前出の血液型のイメージにはそれぞれ「自覚がある」と答えていたが、今回調査した8つのテーマの結果には意外なものも飛び出した。
最初のテーマは「よく遅刻をする人の血液型は?」。
スタジオの予想はO型だったが、B型の人がダントツに多いという結果に。B型の有名人を挙げてみると、明石家さんま、大悟(千鳥)、小木博明(おぎはやぎ)、長嶋茂雄などが登場。大悟は実際この番組の収録に45分遅刻してきたことがあり、このデータは合っているのではないかと全員一致した。
盛り上がったのは石橋や橋本が恋愛体験をぶっちゃけたテーマ「バツ2以上の有名人」。調査結果は多い順にO型、A型、B型、AB型となった。
ここで「A型の人に浮気されたことがある」と橋本が告白すると、A型の石橋に注目が集まった。
石橋はしどろもどろになって「若い頃は付き合っているみんなと結婚したかった。たとえば3人と付き合っていたら33.3%ずつ(愛情を分ける)でしょう?でも俺は100%ずつ、300%いけた(笑)」と在りし日の恋愛体験を語った。
また、「あくまでも私の統計ですけど、AB型の男性は変態が多い。ふだんは聴かないのに、夜の営みのときだけクラシックをかける人とか」という橋本のぶっちゃけ体験話も飛び出した。
番組では血液型とスポーツの意外な関係も調査した。まずは石橋が気になった「日本人メジャーリーガーの血液型」から。
「コーチに『違うよ』っていわれても貫いちゃうB型が多いでしょう。それがトルネードになるわけだし、振り子打法になったり」という石橋の予想に、竹山も「そういう性格じゃないと違う国にひとりで行ったりできない」と賛同。
ところが結果はO型がもっとも多く、代表する選手には松井秀喜や松坂大輔、菊池雄星などが名を連ねた。ちなみに通算ホームラン数トップ10は10人中7人がO型だったそうだ。
次は「ワールドカップサッカー日本代表の血液型」でも調査。
「1998年FIFAワールドカップフランス大会では中田英寿が中心だったけど、2010年南アフリカ大会での本田圭佑のときと比べるとどうだったんだろう」と疑問を投げかける石橋。
司令塔(FW)を中心に、どんなチーム構成が勝利を導いたのかチームメイトの血液型を見てみた。
1998年侍ジャパンの司令塔はO型の中田英寿選手。パスを出すアタッカーの城と中山は中田と同じO型。そして右サイドの名良橋、山口とGPの川口がA型。左サイドは名波、相馬のAB 型コンビで、DFの井原、中西がO型。DFの秋田だけがB型だった。
「そう、(中田がバランス感覚のいいO型だけに)血液型が綺麗に出てくるんですよ」と解説する。
一方でベスト16に勝ち進んだ南アフリカ大会で本田選手が活躍した。これも血液型が関係しているのだろうか。
ワントップの本田圭佑 はAB 型。実はパス出しをしていたサイドの遠藤と、センターバックの中澤も AB型だった。なんと同じ血液型のMF、FW、DFの選手がコートの中心を縦断するように配置されていたのだ。
科学的に信憑性はないとしながらも、血液型により不思議と引き合ったりそのバランスによってチームが良い方向に向かったりということもあるのかもしれない。
今回は番組独自の調査で、性格などを断定するものではないものの、イメージ通りの結果も多かった。
ちなみに昔からAB型に憧れている竹山は「天才って感じがするから、コメンテーターの仕事をするときは自分がAB型だっていう気持ちでやってる」と告白し爆笑を誘った。一方、石橋はB型に憧れていると告白。「B型になりたいな~、自由だもんね」とつぶやいていた。
文=パンチ広沢
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