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2019.04.21更新

体鍛え続けるGACKT45歳を単独直撃!「格闘技で若者に負ける気がしない」ワケ

4月21日(日)20時~21時54分 『RIZIN.15』

試合前日にGACKTを直撃「那須川選手はメイウェザー選手との試合でリセットできたのでは」

平成最後の格闘技の祭典『RIZIN.15』前日、エグゼクティブオーガナイザーのGACKTがスペシャルコメント撮影にのぞみ、那須川、堀口、RENAそれぞれの試合VTRを見ながらGACKT目線で熱く解説した。
特に今回、フィリピンのムエタイ王者・ビアグタンとの一戦に大きな注目が集まる那須川天心について――

「神童と呼ばれる所以がわかる。那須川選手の特徴は応用力。ボクシングは手だけだったけど、足を使えるということで彼の能力、才能がふるに発揮できている。動体視力っていうのは、17、18歳がピーク。いかにそこまでに動体視力を上げて下がらない努力をするのが大切。彼は小さいころからかなり上げているしキープしている。頭がいい上に、非常に想像力に長けている。若いから勢いもある」

と大絶賛。しかしGACKTならではの目線でエールを送った。

「那須川選手は、前回のメイウェザー選手との試合で、彼の中でも気持ちをリセットしたところがあるはず。メイウェザー選手を一番なめていたのは彼だった。やはり20年間世界のトップに君臨しているメイウェザー選手は伊達じゃない。いいタイミングで鼻をへし折られたというか、まだまだなんだな、と彼の中で理解できればここから更に伸びていく。どんな試合になるのか楽しみでならない」

復帰戦が注目されるRENAへ「ファンが期待しているのは勝敗そのものじゃない」

RENA

また復帰戦に挑むRENAについてもGACKT流の分析を行った。

「RENA選手がここに至るまでどれくらい練習してきたのか、是非見みてみたい。リングに上がる女性として、ファンも待っているから。彼女の今後があるのかを多くのファンが期待している。彼女がそれに応えられるかどうか…試合以上の見どころなのでは。勝敗そのものよりも彼女の姿勢に期待しているところが大きいんじゃないかな」

そしてストイックな姿勢で知られる堀口恭司に対しては、GACKT自らパンチを振り付きで解説し、繰り返し訓練を積むことで相手の動きがスローモーションに見えていると分析した。

「勝って欲しいという願いがあるけど、それ以上に、彼の持っているスタイル、自由な発想、柔軟性、努力・研究が彼の勝利に結びついている…これが彼の一番大きな成果なんじゃないかな。
格闘技の世界だけではなく、すべての仕事、すべてのスポーツに言える。多くの人が“勝利”するためにはそういうことが必要なんだ」

「何になりたいのか?」と聞かれることも…GACKTが体を鍛えて得たものとは

格闘技に造詣が深く、自らも武道の肉体をほうふつとさせる身体を持つGACKTだが、なぜそもそもそんなに鍛えているのだろうか?

「ボクはボクシング、キック、空手、テコンドー、関節系などの様々な格闘家の仲間がいて、手を合わせる機会が多く、やればやるほど面白いなと思うようになっていった。トレーニングを続けていると「何になりたいのか?」って聞かれることもあるが(笑)なりたいからやっているわけではない。ボクの家の考え方は“男は戦えなければ、男である意味がない”これは今のボク自身の考え方でもある。それが今も小さい頃から変わっていないだけ」

「若い頃は、老いると弱くなると思っていた。20歳のときなんか40、50のおっさんに負けるわけないと思った。でも今年46歳になるのだけど、20歳の連中に負ける気がしない。応用力と経験がついてきたことで、スタミナで負けるかもしれないところを、応用力によって相手に力を使わせて自分はいかに力を使わないで勝つかということも学んできた」

RIZINの魅力…例えばオセロと将棋って考えてみて!

最後に主婦である筆者が“格闘技がわからない人にも伝わるよう”RIZINの魅力を聞いた。

「わかりやすくいうと、立ち技はオセロ、関節や寝技が入ると将棋。試合の運び方と詰め方が違うということ。オセロも一見簡単に見えるけど最初から試合の展開を間違えるとあっという間にわかりやすく負ける。将棋は、実はゆっくり時間をかけているように見えるが、実は対局しているふたりは20手、30手先を頭の中でものすごくシミュレーションしている。リングの上で抱き合って試合が硬直しているように見える時も、お互いに待っているのではなく、その先を想像しながら戦っている」

「そういうのが分かるようになると、オセロも将棋もその楽しみがわかるようになる。まずはエンターテインメントだから楽しむ、そのあと何回も映像を見て、自分なりに理解していくと、あー格闘技、武道って深いんだってわかる、それが楽しいし面白い」

と熱弁してくれた。いよいよ平成最後のRIZINではどんなオセロ、将棋が展開されるのだろうか?

番組情報

『RIZIN.15』
<放送日時>
4月21日(日)20時~21時54分
<出演者>
髙田延彦
おのののか
朝比奈彩

GACKT

ケンドーコバヤシ
<決定カード>
キング・モー vs イリー・プロハースカ 
那須川天心 vs フリッツ・ビアグタン
堀口恭司 vs ベン・ウィン
北岡 悟 vs ホベルト・サトシ・ソウザ
カール・アルブレックソン vs クリスティアーノ・フロリッチ
RENA vs サマンサ・ジャン=フランソワ
朝倉未来 vs ルイス・グスタボ
渡辺華奈 vs ヤスティナ・ハバ
ダミアン・ブラウン vs 武田光司
マネル・ケイプ vs 伊藤盛一郎
村田夏南子 vs サライ・オロスコ
大雅 vs タリソン・ゴメス・フェレイラ

掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。