Muscat～フジテレビの番組情報

2019.04.22更新

内山理名 19年ぶりの月9「監督にたくさん怒られたのが月9の思い出」

4月22日（月）21時～『ラジエーションハウス～放射線科の診断レポート～』

左から）窪田正孝、本田翼、内山理名

第3話のゲストで登場するのは、内山理名。実に19年ぶりとなる月9出演で、女性誌の編集者・葉山今日子役を演じる。今日子は、7歳年下の後輩・平田公太（松下洸平）との結婚を控え、“ブライダルチェック”として甘春総合病院の乳腺外科でマンモグラフィ検査を受診。母と祖母がガンに罹患（りかん）していることもあって、今日子は毎年受診してきた。結果、「異常なし」との診断を受け公太にも報告。安堵した2人は、北海道の雪の教会で結婚式を行おうと盛り上がっていた。しかし、今日子のマンモ画像を見て追いかけてきた唯織（窪田正孝）から、なるべく早く超音波検査を受けるように、と言われ受診すると…。

“乳がん”という女性にとって身近な病気をテーマに、罹患した女性のリアルな心情を内山はどう表現するのか？役にかける思い、久しぶりの月9出演についても聞いた。

＜内山理名コメント＞

Q．乳がんを患う葉山今日子を演じての感想は？

第3話の題材は“乳がん”なのですが、私くらいの世代にはすごく身近なものです。実際に私の友達が１ヵ月ぐらい前に全摘出したこともあり、「病院で調べているか」などよく話題になります。たとえ定期的に調べているとしても、今日子のようにその検査で100％わかるわけではなく、女性は常に不安を抱くと思います。今回のドラマの概要を聞いて、「やります！早く台本を読みたいです！」と即答しました。今回のテーマはメッセージ性が強いと思いますのでやりがいがありますし、37歳の自分にとって“今しかできない役”だと思っています。

Q．月9には19年ぶりの出演となりますね。

当時のことを今でもすごく覚えています。監督さんに芝居についてたくさん怒られた思い出があるのが月9のイメージです（笑）。お芝居について本当に学びの多い現場でした。逆に今回は、自分と同世代の監督（金井紘監督）なのがすごく楽しみです。20年近くお仕事をしている中で、年上の監督さんや大御所と呼ばれる方とのお仕事が多かったので「教えてもらう」という感覚がほとんどでしたが、同世代の監督なのでこれは面白いなと思いまして、今回は「調理してほしいな」と。ですので、監督の指示に「はい！はい！」と従っています（笑）。もちろん、乳がん患者としての役作りはしますが、それ以外の部分は監督に預けたいなと思っています。

Q．初共演の窪田正孝の印象は？

今回、難しい医療モノということで役どころ含め、すごくがんばっていらっしゃると感じました。本当にまじめな役者さんだと思いますし、そのままストレートに演じられているのを近くで見させていただいているので、本当に気持ちいいですね。

Q．視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。

第3話はメッセージがたくさんあると思います。今回は“乳がん”という病気をテーマに、女性が感じる不安に焦点が当てられています。女性の方には病気になった時の心の動きに共感して見てもらえると思いますし、男性の方には女性の気持ちをこの作品を通して、ぜひ知っていただきたいと思っています。