2019.04.13更新
Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔主演のドラマ『ミラー・ツインズ Season1』。今夜13日放送の第2話に、温水洋一が出演する。温水が扮するのは、藤ヶ谷演じる主人公・葛城圭吾の家の顧問弁護士・尾見門丞(おみかど・じょう)役。温水にとって初の弁護士役だという。
尾見門は、葛城家の財産管理をする顧問弁護士で、藤ヶ谷演じる圭吾を影ながらサポートする重要な役どころ。撮影前に行われた衣装合わせで、監督と尾見門の性格などを綿密に確認した温水。そんな中、ふと「弁護士役は初めてかも」とポツリ。「え、本当ですか?」と驚くスタッフたちに「あっち側(犯人側)はよくあるんですけどね(笑)」とはにかみながら呟き、現場は笑いに包まれた。
温水といえば、俳優としてだけではなく、バラエティ番組でも個性を光らせているが、今回制作サイドは、「重厚なサスペンスで重くなりがちな空気を、温水さんが出演するシーンだけは、にじみ出る人柄の良さでほっこりしていただきたい」と話している。温水の演技が“究極の心理サスペンス”にどんな色合いを足していくのか、期待が高まる。
Q.台本を読んで感想は?
話がとてもシリアスで登場人物も多く、season1とseason2を合わせると話数も多いので大作ですよね。台本を読んで、こんな複雑な物語の中で一人二役を演じるなんて、藤ヶ谷くんはさぞ大変だろうな、と自分が演じるわけでもないのに、心配してしまいました(笑)。
僕は今回、弁護士を演じますが、弁護士役は初めてなので、そういう面では楽しみでした。
Q.尾見門をどのように演じていますか?
セリフの中でも自分のことを「尾見門は!」と苗字で呼んでいて、すごく真面目な男ですね。コミカルに演じてはいませんが、尾見門の勢いのある言動が重厚な物語の息抜きになってくれれば、とは思っています。最初に、監督さんから「尾見門もただの善人でなく演じてほしい」とのリクエストがあったんです。サスペンスタッチの物語を盛り上げるためでもあるし、本当に裏があるのかどうかはドラマをご覧になって確認していただきたいです。ずっと圭吾さんの家の顧問弁護士をしてきたわけですから、この家の内情に精通していてもおかしくはないですよね。果たして…(笑)。
Q.藤ヶ谷さんとの共演はいかがでしたか?
実は、撮影中盤になってやっと同じシーンを撮ったんです。それまで現場でニアミスが多くて、「早く同じ場面を撮りたいね」と話していました。尾見門は圭吾さんとしか接していません。生真面目な弟と正反対の兄の人格を藤ヶ谷くんがどう演じるのか、僕も興味があります。圭吾さんのときの藤ヶ谷くんは善人にしか見えず、勇吾さんのときはガラッと変えるでしょうから、藤ヶ谷くんの俳優としての魅力を感じられるでしょうね。
Q.圭吾と勇吾は顔こそ同じですが、性格は正反対です。温水さんにも驚くような一面はありますか?
いや、まあ大体いつもこんな感じですね(笑)。でも、僕だって怒るときは怒りますよ。車の運転中、乱暴な運転している人に割り込まれたら、「んもう! なんだよ‼︎」って舌打ちしますから(笑)。
Q.改めてこの作品の見どころをお聞かせください。
土曜日の夜11時台の放送ですから、「寝ようかな」と心の片隅で思ったとしても、気がついたらのめり込んでいるはずです。それだけの価値はある物語です。前半から後半に無向けての展開は“怒涛”という言葉がピッタリ。土曜の夜、みなさんを眠らせません!
掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。