Muscat~フジテレビの番組情報

2019.03.15更新

山口紗弥加「ありがとう範子!ありがとう『絶対正義』!!」

16日(土)『絶対正義』第7話

現在放送中のオトナの土ドラ『絶対正義』(毎週土曜日23時40分~24時35分放送)が先日クランクアップを迎えました。連日連夜の撮影は最終日も夜遅くまで続き、ラストカットの撮影は、まさにクライマックスシーンという劇的な場面で終了しました。

このドラマを彩ったキャストの皆さん、高規範子役・山口紗弥加さん、西山由美子役・美村里江さん、理穂・ウィリアムズ役・片瀬那奈さん、今村和樹役・桜井ユキさん、石森麗香役・田中みな実さん、高規律子役・白石聖さんそれぞれからコメントをいただきました。

山口紗弥加「範子が教えてくれたことは山ほどある」

もう、寂しいです……。
最初は範子の気持ちが理解できずに苦しかった。大切な人たちを無自覚に傷つける“範子の正義”は最後まで受け入れられませんでしたが、範子を愛しいと思う自分もいて…。私なりに「高規範子」の起源を辿ると、やるせない気持ちになる。それがどんなに身勝手でも、友人たち“家族”への彼女の健気な愛情を思うと胸が苦しくなります。ただ、愛情は一方向でなく双方向であるべき!とも…コミュニケーションですよね。始まりは小さなすれ違いだったかもしれないのに、もしかしたら殺されずに済んだかもしれないのに……ああ、悔やんでも悔やみきれませんが(笑)、範子が教えてくれたことは山ほどあります。ありがとう、範子。ありがとう、『絶対正義』。私にとってのドリームチームはひたすらに愛しい日々でした。

美村里江「居心地のいい現場、共演者の方々に救われた」

制作スタッフ・共演者の皆様、本当にお疲れ様でした。由美子の揺らぎやすい性格から泣いたり怯えたりが非常に多かった今回、ドラマを観てくださった方から「大変な役だね」よく言われました。私個人としては、役を生きることに関してはどんな役でも密度に差はないと思っているので、いつも通り精一杯演じました。ただ、共演者の方々に救われた部分はありましたね。最初から居心地がいいなと感じていましたが、相手の状態によって親しく話すこともあれば、静かにしている時もあるなど、テンションの緩急が一緒だったのでとても楽しかったんです。それぞれ違う優しさと賢さをお持ちの今回の4名様と一緒だった撮影中の思い出は、振り返っても笑えるものが多いです。

片瀬那奈「新鮮で感情が揺さぶられた数カ月でした」

今回の理穂役は初めての経験が多く、こんなに毎日泣いたお芝居をしたのは初めてでした。今までどちらかと言えば強い女の人や、少し変わった人などの役をいただくことが多く、泣く、怒る等、シンプルな感情で表現することもあまりなかったので、自分の中では新鮮で感情が揺さぶられた数カ月でした。
内容的にハードなドラマの時は、特に現場のチームワークの良さが直結していくと思います。私自身も空気作りはとても大事にしていて“苦しい時ほど楽しく元気に!”なのですが、素敵な方たちしかいない現場だったので、本当に人に救われました。このチームでなければできなかったと思います。

桜井ユキ「回を重ねることに和樹の男らしさのハードルが上がり…」

台本を読み、撮影現場で自分が演じて、最後に映像になったものを見た時の印象が、見事に3段階で違った作品でした。特に映像のカット割り等、西浦監督独特の演出から、“絶対正義の世界観”のようなものが描かれていて、ある種、感動すら覚えてしまいました。回を重ねるごとに和樹の男らしさのハードルが上がっていき、とてもありがたいことでしたが、最後の方は自分にない物を搾り出す感がありました。その成果は私生活にも影響され、足癖が悪くなりました(苦笑)。

田中みな実「次第にやりがいを感じることができました」

撮影期間中はやはり大変でした。でも終わってしまった今、とても寂しい気持ちになっています。最初はキャストの皆さんについて行くのに必死で、皆さんの足を引っ張らないようにとそればかり考えていました。でも、こんな私にも皆さんが対等に向き合ってくださって現場に行くのが楽しく、次第にやりがいを感じることができました。(この経験を活かし)女優さんのお仕事はご依頼があればそのつど考えて、自分にできることでしたらやってみたいと思います。

白石聖「範子と律子、2つの役を演じたことが思い出に残る作品に」

クランクアップの日に、最初の高崎ロケでのシーンを思い出し感慨深くなりました。私は今回、学生時代の範子と現在の律子の2つの役を演じることができ、1つの作品で違った役を演じる経験などなかなかないことで、思い出に残る作品となりました。範子の高校生時代の同級生役を演じた女優さんたち、そして大人に成長した同級生を演じた女優さんたち、どちらとも接するという、またとても不思議な気分にさせていただきました。毎日が刺激的でとても楽しい現場で、本当にあっという間でしたが、充実した日々を過ごさせていただきました。

◆オトナの土ドラ『絶対正義』第7話概要
和樹(桜井ユキ)が書いた小説が名誉ある賞を受賞するが、行き過ぎた正義を持つ主人公を描いたその内容に、受賞会場に現れた由美子(美村里江)、理穂(片瀬那奈)、麗香(田中みな実)らは怒りをあらわにする。まるで範子(山口紗弥加)と自分たちのことではないかと。
その時、和樹に薄紫色の封筒が届く。差出人には高規範子の名前が!「2月8日、皆で会いませんか」というメッセージにおののく4人だったが…。

番組情報

オトナの土ドラ『絶対正義』
<放送日時>
毎週土曜23時40分~24時35分 
<出演者>
山口紗弥加
美村里江
片瀬那奈
桜井ユキ
田中みな実

白石聖
桜田ひより
小野莉奈
小向なる
飯田祐真
忍成修吾
神尾佑
水橋研二
厚切りジェイソン

掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。