2019.03.13更新
3月13日放送の『梅沢富美男のズバッと聞きます!』は、ゲストに大空眞弓さん、長嶋一茂さん、花田虎上さん、松本伊代さん、吉村崇さん、VTRゲストにスギちゃん、3時のヒロインのかなでさんを迎えてお送りしました。
国立がん研究センターの発表によると、いまや日本人のふたりにひとりが、がんになるといいます。そんな中、幾度となくがんに打ち勝った女優の大空眞弓さん。現在79歳で、1964年放送のドラマ『愛と死をみつめて』で主演するなど、昭和を代表する名女優。大空さんは、58歳のときに乳がんを患い、左胸を全摘出。その後、60歳で胃がん、63歳で食道がん、76歳で再び乳がんなど、これまでに9度がんを乗り越えてきました。
スタジオで、梅沢さんから「9回もよく打ち勝ちましたね」と声をかけられると「やっぱり早期発見、前向き、そしてお医者さんが二枚目(笑)」とコメント。現在も3、4ヵ月に1回検診に行っているそうで「少しでも変だな」と思ったら、すぐに病院に行くようにしているといいます。
振り返ると、これまで9度のがんには「すべて予兆があった」という大空さん。58歳で経験した乳がんのときは、テレビ局でメイクさんから「いつもと顔色が違います。体調は大丈夫ですか?」と指摘されたのがきっかけで、普段よりも顔が白く見えたのだそう。「全然わからなかった。(メイクさんには)本当に感謝です」(大空さん)。
3度経験した食道がんは、水を飲んだときに「あれ? ちょっと詰まる、引っかかるな」という感覚があったといいます。そのときに大空さんを執刀したのが、「内視鏡治療の第一人者」と言われている、NTT東日本関東病院の内視鏡部部長・大圃研医師。大空さんの場合は、「定期の内視鏡検査で食道がんと胃がんを見つけて。翌週には入院、治療して1週間で退院というくらいのスケジュール」だったそう。
大圃医師によると「食道がん、胃がん、大腸がんもそうですが、定期的な検査をして早く見つけさえすれば、基本的には治せるがんになっていると思います」とのこと。スタジオでも、定期健診、早期発見の重要性を改めて認識、みなさんが大きくうなづいていました。
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