2019.02.22更新
山口紗弥加さんの怪演ぶりが話題となっているオトナの土ドラ『絶対正義』(毎週土曜日23時40分~24時35分)。明日23日に4話が放送されます。このドラマは、最恐のヒロイン・高規範子が、正しすぎる“絶対正義”を振りかざし、友人たちが翻弄される心理サスペンスです。範子の高校時代の同級生5人組の中では、範子の“正義”に中立の立場で接していた、クールでどこか男勝りのジャーナリスト・今村和樹を演じている桜井ユキさんにお話を伺いました。
私が最初思っていたよりも和樹は男性的要素が多いと思っています。そこは監督と話して決めたことですが、和樹の芯の強さが回を追うごとに深く、太くなっていると思うので、これから演じるシーンも楽しみです。
和樹はメンバーの中でもあくまでも中立で、自分は自分というところは高校時代から感じることができました。その辺りは大切にしています。
山口さん演じる範子が想像以上に怖い、特に笑顔が怖いですね。撮影に入る前に台本を読んでいても範子のインパクトはかなりありましたが、想像以上に不気味な怖さで、それは山口さんの力だと思います。現場も本当に楽しいですし、範子が(視聴者の方に)どう思われていくのかなと思います。
そうなんです。白系の服で清楚なイメージで、おかっぱ頭もきっちりしている印象です。でも、範子があの衣裳で笑うと不気味なんですよ(笑)。
以前ドラマでご一緒したことはありましたが、一緒のシーンがほとんどなかったので、ちゃんとお話ししたのは今回が初めてでした。とても可愛らしくてふわっとされている印象ですが、芯の強さが奥にありそうな感じは範子と通ずるものはあるのかな!?と言ったら失礼なのかもしれないですが、内面のさらに奥に、見せていない強さみたいなものがあると勝手に思っています。とてもチャーミングな方だなと思います。
撮影当日まで、和樹が声を荒げて罵倒するようなキャラクターともそんなシーンだとも思っていなくて、個人的にはお正月明けのお仕事で喉が開いていなかったこともあり大変でした。でも最初にあのような演出をしてくださったことでキャラクターが掴めた感覚はありました。監督に「和樹のキャラクターは、こういう感じでいこうと思っている」と言っていただいて、なるほどと思いました。
私は、「絶対、毎日納豆」です。納豆好きということもありますが、健康に良い食べ物なので、ある意味、薬と思っていて。どんなに朝が早くても夜が遅くても、絶対に納豆は食べています。わりと夜が多いですね。食べるラー油を入れたり、ネギを入れたりして食べることが多いです。塩昆布もお勧めです。
撮影期間中に体調を崩すと皆さんにご迷惑をかけるので、お腹を冷やすと体全体が冷えると思うこともあり、撮影場所の近くに食べ物屋さんがあれば、この時期は特に温かいものを食べるようにしています。
怖くなるようなシーンもたくさんあり、ドロドロの展開が続きますが、笑って観て欲しいという気持ちもあります。とても誇張されたキャラクターが登場していますが、“あ、こういう子いる”という人の極限のキャラクターが集まっているような感じです。私たちも振り切って演じているので、一緒に飲み込まれていただけると嬉しいです。
◆オトナの土ドラ『絶対正義』第4話概要
範子(山口紗弥加)のために窮地に陥った和樹(桜井ユキ)の前に、かつて範子に失職させられた高校時代の教師・矢沢(水橋研二)が現れる。一方、不倫相手の亮治(神尾佑)の妻・真奈美が8年間意識不明の状態で入院していることを範子に知らされ、麗香(田中みな実)は動揺していた。しかし、麗香もまた矢沢の助けで救いを得る。範子への復讐心をたぎらせる矢沢は、範子の正義に苦しむ彼女たちを助ける代わりに、ある計画への協力を呼びかける。
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