2019.02.05更新
石橋貴明さんとミッツ・マングローブさんがMCを務めるトークバラエティ『石橋貴明のたいむとんねる』。2月4日は「勝手に語り継ぎたい 栄光のホームランシンガーたち2」を放送しました。
ホームランシンガーとは、その昔爆発的なヒットを飛ばしたことがあるミュージシャンのこと。今回は1970年代~2000年代にスポットを当て全51曲を紹介しました。
ゲストはミレニアムに大ブレイクした元小室ファミリーのhitomiさん、現在ミュージックシーンのトップを走る乃木坂46のメンバー、高山一実さん。そして元高校球児、ザキヤマことアンタッチャブル山崎弘也さんの3人です。
冒頭のトークでhitomiさん、ザキヤマさん、ミッツさんが昭和51年生まれの同級生とわかり、奇遇な出会いに喜びます。
24歳の高山さんが置いていかれないか心配でしたが、実はオーディションで山口百恵さんの曲を歌うなど懐メロ好きな一面を持っているそうです。
これからスロットに次々とホームランシンガーが登場し、語りたいと思ったら「STOP!」と宣言。その曲について思う存分語ってもらいます。
さて、まずは2000年代からスタート。
最初にSTOPをかけたのはザキヤマさん。hitomiさんの「LOVE2000」が登場しました。
「これは国民の歌といっても過言ではない。あの高橋尚子さんがこの曲を聞いてシドニーで女性初の金メダルを取るわけですから」とザキヤマさん。
hitomiさんがプロ野球中継のテーマソングにも採用されていたことをきっかけに「長嶋(茂雄)さんにもご挨拶させてもらった」と語ると、野球好きのタカさんは「ON(オーエヌ)のときだ!」を目をキラキラさせます。
子役の鈴木福くんと芦田愛菜ちゃんのユニット曲「マル・マル・モリ・モリ!」が登場したときには、「どんな踊りだっけ?」というタカさんのフリに、バッターボックスで構える仕草をするザキヤマさん。何かと思えば、その答えは巨人の丸選手と西武の森選手でした。
二人の盛り上がりに驚いたミッツさんは「野球がすごいわね、VTRを差し替えたら1本できるんじゃない!?」とスタッフに提案していました。
スロットは1990年代に突入。hitomiさんがSTOPをかけたのは篠原涼子with t.komuroの「愛しさと 切なさと 心強さと」。
1990年代から2000年初頭まで日本の音楽シーンを席巻した、小室哲哉さんプロデュースによるさまざまなミュージシャンたち。hitomiさんもそのひとりでした。
「当時、小室さんはいろんな方をプロデュースしてたので、曲の順番待ちだったんですよ。小室さんがロスに住んでいたので、そこに首脳陣も駆けつけるみたいな。2週間くらいホテルでずーっと待ってても曲がもらえない。でもほかにも曲を待っているアーティストがいるからアピールが大事なんです。私のほかにもglobeさんがいたり。たぶん華原朋美ちゃんもいたと思うんですけど。で、篠原涼子ちゃん。いい曲もらってんな~。なんだよ、おい!って(笑)」
それを聞き、48グループや坂道グループも「ちょっと近いと思う」と高山さん。
「秋元(康)さんもいろんなグループを手がけているのでわかります。欅坂46の『サイレントマジョリティー』は欲しかった!」と、つい本音がこぼれてしまいました。
続いて1970~80年代へ。
昭和を代表するデュエットソング、ロス・インディオス&シルヴィアの「別れても好きな人」にSTOPをかけたのは意外にも高山さん!
「デュエットソングを調べたらこの曲が有名って出てきて、練習したんです。少人数でファンイベントするときは、抽選で1名とデュエットするのが恒例なんです。けっこうドンピシャ世代のファンの方が多くて」
と、すごいサービスに驚く出演者のみなさん。
「(ファン)世代のマーケティング力が優れてますよ!」とミッツさんは感心していました。
最後に嶋 大輔さんが登場し、昨年ドラマの主題歌としてリバイバルヒットした「男の勲章」を熱唱。スロットにも登場した曲だけに、スタジオは大盛り上がり。
嶋さんは「曲がヒットしたのは棚からぼた餅です!」と喜ぶ一方で、「作詞・作曲もしていないし(リバイバルは)別の人が歌ってるので、僕は0円です」と少し残念そうでした。
文=パンチ広沢
掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。