2019.01.08更新
石橋貴明さんとミッツ・マングローブさんがMCを務めるトークバラエティ『石橋貴明のたいむとんねる』。年明け初の放送は、みうらじゅんさんをゲストに迎え「あの頃どうかしてたブーム大反省会」をテーマにお届けしました。
イラストレーター、漫画家などさまざまな肩書きを持つみうらさん。タカさんとは初対面かと思いきや、実は30年前に糸井重里さんの事務所で一緒にモノポリーをしたことがあるのだそうです。
また、かつて放送していたバラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげです』の人気コーナー「仮面ノリダー」の大ファンだったみうらさんは、テレビ誌で特集記事を作り、それがきっかけで番組ブレーンとして活躍した経験もあったとか。
それを聞いてタカさんは驚きつつも、数十年ぶりの再会を喜んでいました。
今回は70年代の「スーパーカー」、80年代の「ゴンドラ結婚式」「セーターブック」「ハイレグ」、90年代の「飲尿健康法」といった5つのブームを取り上げました。
盛り上がったのは80年代に爆発的な人気を博したハイレグブーム。当時着ていた街の女性の声を紹介しながら、ブームの過熱ぶりを振り返ります。
当時はたくさんの女性が着用していましたが、ビキニラインの「剃り跡が気になった」とみうらさん。するとタカさんも「剛毛系の人はプツプツしてましたよね?」と爆笑していました。
ここで昔懐かしいハイレグのファッションショーへ。タカさんはエアロビのレオタードに反応していましたが、ミッツさんはレースクイーンのお姉さんに興味津々です。
「どうですか? 着てみると気合が入りませんか?」と尋ねると、モデルの女性は「テンション上がってきました。5年前までレースクイーンをしていましたが、今は着用禁止なので初めて着ました」と回答し、驚く男性陣。
現在はレースの現場などで、セクシーすぎる衣装が女性蔑視やいろいろな観点から着用禁止になっているようです。
そんなご時世に納得いかないミッツさんは、「だけど身に着ける側としては『テンションがあがる』っていうなら、女性発信で身につけたらいいと思う。『アタシはここまで切り込んでるよっ!』ってマウンティングみたいなものを昔から感じているんだけどね」とアツく語っていました。
今も昔もさまざまな健康法が浮かんでは消えていますが、1990年代、とりわけ人気だったのが「飲尿健康法」。
街にいる若者にインタビューすると総スカンでしたが、自身もこの健康法を実践している医師に聞くとアレルギーなどが緩和され、効果を実感しているとか。
「昔から尿には個人差があると思っていた。あの先生のおしっこがいいんじゃないの?」と言うみうらさんに対し、「いや、自分のおしっこじゃないとダメなんです。僕、やってましたから」とタカさんが衝撃発言!
古舘伊知郎さんから教えてもらったそうで、「朝イチの尿じゃないとダメなんです。古舘さんに倣って、お気に入りのバカラのグラスで毎日グッと……」。
みうらさんはとんねるずのヒット曲になぞらえて「そのときはやっぱり『一気!』?」と聞くと、「『一気!』(笑)。でも、そうじゃないと飲めないです」とコメントしていました。
最後はブームとは関係なく、かつてみうらさんが元大リーガーの野茂英雄さんにあげた「虎の穴像」について盛り上がりました。
野茂さんは、みうらさんが雑誌の企画で作った漫画「タイガーマスク」に登場する虎の穴を模した像が欲しいと編集部を経由して連絡してきたそうです。
赤坂の料亭で受け渡した際、像と引き換えに「虎の穴」と書かれた野茂さんのサインボールをもらったみうらさん。野茂さんはその後、渡米したそうですが「僕は誰よりも早く野茂さんの渡米を知った。あの虎の穴像をまだ持っていますかね?」と気にしていました。
野茂さんと親しいタカさんは「今度聞いておきます」と言っていましたが、それは視聴者も気になるところ。ぜひ後日談を公開していただきたいです!
文=パンチ広沢
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