Muscat~フジテレビの番組情報

2018.12.04更新

『SUITS/スーツ』ついに大輔の経歴詐称がチカにバレる…

12月3日(月)放送

ついに最終章! 宿命!裏切りの代償

甲斐(織田裕二)は、「幸村・上杉法律事務所」の経営にも参画するシニアパートナーへと昇格する。そのお披露目パーティーの席上で、チカ(鈴木保奈美)は、「YURI綜合会計事務所」所長の華村百合(石田ひかり)と、同事務所のエース会計士・大河原忠(西村まさ彦)を甲斐に紹介する。

百合の事務所は、「幸村・上杉法律事務所」の顧問会計事務所であり、クライアントでもあった。しかも百合は、チカの友人なのだという。そこで百合は、チカと甲斐に、大河原を解雇したいから助けてほしい、と頼む。

甲斐は、大輔(中島裕翔)を連れてファームに戻ると、百合の事務所の就業規則と雇用契約書を頭に叩き込めと指示する。実は大河原は、出身大学を偽り、無資格にも関わらず会計士として働いていたのだ。それを知った大輔は、大河原と自分の境遇を重ねてしまい、なかなか仕事に集中できない。
 
あくる日、甲斐は、大河原を呼び出し、解雇を告げる。百合の事務所は大河原を訴えず、十分な額の退職金も用意するという条件だった。しかし、25年も事務所に尽くしてきた大河原は突然の解雇に納得できない。そのやり取りを聞いていて我慢できなくなった大輔は、これまでの功績を考えればこんな解雇の仕方はおかしい、直接百合と話し合うべきだ、とつい口をはさんでしまう。すると大河原は、大輔に同調して百合を批判し、不当解雇で訴えると言い残して席を立ってしまう。
 
そんな中、大輔は、「YURI綜合会計事務所」が大河原の身辺調査をしたのは10年前のことだと知る。その時点で、百合は大河原の経歴詐称を知っていた可能性が高かった。しかし甲斐は、クライアントは百合なのだから冷静に良く考えろ、と言うだけだった。

甲斐は大河原に会いに行く。すると大河原のもとに大輔から電話が入った。そこで大輔は、身辺調査が行われたのは10年前だったことを話してしまう。それを知った大河原は、3年前に香西さな恵(ハマカワフミエ)という会計士が解雇されたときと同じだ、と大輔に告げる。電話を代わった甲斐は、「何もするな」と大輔に告げると電話を切り……。

甲斐は、大河原を説得し、退職同意書にサインさせる。報告を受けた百合は喜ぶが、大輔が身辺調査の件を切り出すと、機密情報を漏えいしたと怒り出す。百合いわく、身辺調査のことを知ったのはつい2日前のことだという。

大輔は、甲斐の指示にも従わずに大河原が解雇された理由を調べ始めた。大河原は、一度見た数字は忘れないほどの優れた頭脳を持ちながらも貧しさ故に学ぶことができなかった。個人経営の会計事務所でアルバイトを始めた大河原は、信頼を得て長期に渡って働いたという。だが、会計士が突然亡くなってしまい、大河原は事務所を潰したくないという一心で業務を受け継ぎ、やがて百合と出会って引き抜かれたらしい。いま思えば、百合は始めから無資格だと気づいていたのかもしれない――大河原はそう大輔に告げた。

大輔は、大河原が言っていた会計士・さな恵のもとを訪れる。さな恵は、不当解雇で訴訟を起こしていたが、その訴訟は何故か立ち消えになっていた。さな恵は、「YURI綜合会計事務所」に何かあるらしいことを匂わせるが、もう関わりたくないと言って大輔を追い返す。

甲斐は、大輔の行動を問題視するチカに、「YURI綜合会計事務所」傘下の「YRコンサルティング」のことを話す。この会社には、「幸村・上杉法律事務所」からも毎月コンサル料が支払われていた。チカは、これ以上百合との信頼関係を壊すなと忠告した。それに対して甲斐は、チカは何も知らなかったことにすればいい、責任は自分にある、と返す。甲斐は、過去に貸しを作っておいた裁判官・沢城啓也(奥田達士)を訪ね、「YURI綜合会計事務所」グループに関する情報を得る。

帰宅後も大河原の件を調べていた大輔は、砂里(今田美桜)の言葉をヒントに、さな恵の訴訟を担当した法律事務所から話を聞きだそうとする。その法律事務所とは、蟹江(小手伸也)が甲斐のお披露目パーティーで出会い、親しくなった弁護士・袴田美波(樋井明日香)が所属している「リゲル法律事務所」だった。

大輔は、砂里に事情を話して協力を頼み、蟹江と美波をダブルデートに誘う。そこで、美波と話す機会を作れないでいる大輔のこと見かねた砂里は、美波のカバンから入館証を持ち出し……。

真琴(新木優子)は、伽耶子(中村アン)に誘われて飲みに行く。伽耶子は、真琴が大輔のことで何か悩んでいると察していた。真琴から、大輔と砂里の話を聞いた伽耶子は、「自分で確かめるしかないんじゃない?私はあなたを応援する」と助言する。

美波の入館証で「リゲル法律事務所」に潜入した大輔は、さな恵の訴訟に関する資料を見つける。が、警備員に見つかってしまう大輔。連絡を受けた甲斐は、警備員に金を渡し、大輔を引き取る。

甲斐と大輔は、百合がペーパーカンパニーを利用し、上乗せしたコンサル料を別会社に入金させていたことを掴む。報告を受けたチカは、日本経済協同組合連合会の理事でもある百合と戦うのなら120パーセントの勝算が必要だと甲斐たちに告げる。

そのころアソシエイトたちは、美波を事務所に連れてきた蟹江が、彼女にビンタされてしまう防犯カメラの映像で盛り上がっていた。それを見た大輔は、美波に会いに行く。美波がある情報を手に入れるために蟹江に近づいたことを掴んだ大輔は、それを材料に「YURI綜合会計事務所」の不当解雇訴訟に関する資料を要求した。すると美波は、甲斐から金を受け取った警備員が解雇されたことを告げると、大輔が求めている資料もきっと廃棄されている、その件はもう追わない方がいい、と忠告する。

大輔は、真琴の協力で、美波の事務所に潜入した際に見た覚書の資料を再現する。そこで、ふと目が合った大輔と真琴は、どちらからともなくキスをして……。

チカは、甲斐と大輔が揃えた証拠資料を前に、百合と対峙する。だが百合は、違法に収集された証拠は裁判で採用されない、と言って罪を認めなかった。そこに現れた大河原は、百合のデスクで見たという資料を正確に諳んじてみせる。観念した百合は、内密に処理してほしいと懇願した。しかしチカは、百合の裏切りを許さなかった。

帰り際、大河原は、経歴はニセモノでもこの頭脳は本物だ、といって大輔が作った資料のミスを指摘すると、少年野球のスコアラーに内定した、と続けた。「君の事情は知らないが、君は本物の弁護士だ」。大河原は、大輔にそう告げた。一方、今回の一件により、チカは、辞任した経協連の理事たちに代わって、新たに理事に就任していた。

大輔は、食事を作りにきた砂里に、あいまいな態度をとってきたことを謝り、砂里に対しては恋愛感情がないことを伝える。砂里は、別に告白していない、と気丈に振る舞っていたが……。

砂里から電話をもらった遊星(磯村勇斗)は、彼女のようすがおかしいことに気づく。大輔が砂里を悲しませたことに怒った遊星は、チカの前に現れると、大輔に弁護士資格がないことを明かしてしまい……。

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番組情報

<タイトル>
『SUITS/スーツ』
<放送日時>
毎週月曜21時~21時54分 ※12月3日:21時~22時9分
<出演者>
織田裕二 中島裕翔 新木優子 中村アン 磯村勇人 今田美桜 /國村隼/ 田島令子   小手伸也 鈴木保奈美

掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。