2018.11.13更新
石橋貴明さんとミッツ・マングローブさんがMCを務めるトーク番組『石橋貴明のたいむとんねる』。11月12日の放送では、著書「変態紳士」を上梓した変態グルメ王・髙嶋政宏さんをゲストに迎え、街に飛び出しこだわりのグルメを食べまくりました。
7月23日の放送に続く第二弾! なぜか海賊ばりの口髭をつけて登場した髙嶋さんは、今回もタカさんとミッツさんを唸らせることができるでしょうか?
前回の放送で「変態でなければ食を追求できない」とし、その鋭敏な舌でありとあらゆる美食を嚼み分けてきた髙嶋さんが、今回もMCの二人を変態グルメの世界へ誘います。
最初にやってきたのは川崎市溝口にある「鮨すがひさ」。宮城県女川産の酢〆サンマ、熊本県天草産の漬けマグロ、北海道産のウニなど、大将・菅さんの極上江戸前にぎりが目の前に並びます。
しかし、寿司は見るだけで実食するのは裏メニューのタイ料理「カオマンガイ」。実は大将の前職はタイ料理店のコックだったのです。
おいしそうな寿司を目の前にしながらも取り上げられた前回の記憶が蘇り「これがあるから尺をくうのよ」とタカさんとミッツさんは呆れ顔。
髙嶋さんは、そんな苦言をものともせず携帯用の水素発生装置を取り出し、チューブを鼻に刺して深呼吸を繰り返します。これで味覚を研ぎ澄ますというのだから、さすがは変態グルメ王!
運ばれてきたカオマンガイは、鶏ガラを3時間煮込んだスープでご飯と鶏肉を炊き、さらに栄養価の高いモリンガの粉末を混ぜ込む本格派。実はコレ、超常連だけの特別メニューだそうです。
「うん、うまい!」「鶏の味が生きている!」と大満足のタカさんとミッツさん。「モリンガの風味がよもぎ団子みたいでおいしい」と、どんどん口に運んでいきます。髙嶋さんが寿司に欠かせない「がり」を一緒に食べることを勧めますが、残念ながらそれはタカさんの口には合わなかったようです。
満足した髙嶋さんはおもむろに立ち上がり、「さあ、じゃあ時間がないから次に行きましょう!」とタカさんの腕をグイグイ引っ張り、店を後にしました。タカさんはもうちょっと食べたそうでしたが、髙嶋さんにはかないません。
続いてやってきたのは新宿区高田馬場にある「馬記 蒙古肉餅」。
ここで食べるのは2kgもの羊のモモ肉。ロースターの上に串刺しにされた肉塊を自分で切り分けて焼いていくため、髙嶋さんはこれを「生贄」と呼んでいます。特に足の付け根の内側は、赤身と脂身のバランスが良く絶品だとか。
最初は躊躇するタカさんとミッツさんでしたが、「臭みがなくて柔らかい」とワイルドな羊の味に魅了されていきました。食後には茶葉を羊のミルクで煮出し、バターと岩塩を入れたちょっと塩気のあるモンゴルミルクティで一服。
甘くないミルクティに感動していると、髙嶋さんの「それじゃあ、次があるんで」との言葉を合図に、またまた慌ただしく店を出る一行。さあ、次なる変態グルメは……?
最後は東京墨田区にある、ラーメン好きの髙嶋さんおすすめ「竹末 東京プレミアム」へ。店主が矢沢永吉さんのマニアということもあり、店内にはレコードなどお宝が飾られBGMはもちろんE・YAZAWA。
ラーメンを作るライブ感を楽しんでほしいという思いから、カウンターが低く調理台と客席の距離も近いのです。
さて、そんなライブ感までもごちそうの店の逸品は「味玉 鶏ホタテそば」。
温めたどんぶりに醤油、ねぎ油、鶏油が順番に入り、最後はアツアツの鶏白湯スープがたっぷり注がれていきます。さらにスープとよく絡む中太麺を入れ、日替わりのチャーシュー、北海道産のホタテペーストやネギなどのトッピングを乗せて完成。
「おいしい!」と無言で食べ続ける二人に、高島さんから「みなさんはスープを飲み切らないでほしい」と注意が。
勘がいいタカさんは「シメがあるの? 本当のグルメはラーメンじゃなくてそっちなんでしょう?」と、気づきました。
さすがご名答! 最後に登場したシメご飯は「半ライスの黒トリュフ&チーズ」。
チーズはバーナーで炙って香ばしく仕上げ、さらに黒トリュフがたっぷり乗っています。これを残ったラーメンのスープに入れて食べるんです。
あまりのおいしさに目をつむり、天を仰ぐ髙嶋さん。タカさんも眉間にシワを寄せて唸ります。しかも、これが380円と聞いて一同は驚いていました。
「しかし、よく(こういうお店を)見つけますね」と尋ねるミッツさんに「やっぱり変態は変態を呼ぶんですね」と答える髙嶋さん。
まだまだ紹介したい変態グルメはたくさんあるそうですが、タカさんの予想では「(次のロケは)年明けだと思います」とのこと。強烈な髙嶋さんのキャラとあっと驚くグルメが登場する変態グルメ。次回が待ちきれない~!
文=パンチ広沢
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