2018.10.26更新
現在放送中のオトナの土ドラ『結婚相手は抽選で』(毎週土曜日23時40分~24時35分)。
「抽選見合い結婚法」という法律に振り回される人々を通じ、「結婚は人間の義務なのか?」「人と向き合うことの大切さとは?」を問いかける、社会派ヒューマンドラマです。
主人公・宮坂龍彦を演じている野村周平さんにお話を伺いました。撮影が進むにつれ、新たに龍彦の気持ちに気付いたこともあったそうです。
内気でオタクで潔癖症という人だけではなくて、正義感があって心の優しい人だということに気付きましたね。人の役に立ちたいというか、自分の中での正義がしっかりある人だなと演じていて思いました。
何かを好きで夢中になっているところかな。龍彦はアニメオタクだったりしますが、僕は車オタクなんです。龍彦がアニメのキャラクターの話を始めると止まらないような気持ちはわかります。
龍彦の潔癖症の部分です。外で食事をするシーンもありますし、この手すりには触らないだろうなとか、こういう行動はとらないだろうなとか、そのあたりが難しいです。龍彦は基本、マイ箸、マイストロー持参ですが、最近僕も、マイ箸はちょっとありだなと思っています。
ありえないですが、法律なら仕方がないのかな。でも、お見合い相手を3人断った場合は、テロ対策活動後方支援隊に2年間従事しなければならないというあの規則さえなかったら、もしかしたらいい法律なのでは? とも思います。出会いもたくさんあるかもしれないですし、もう少し自由度を高くして、お友だちを増やそうぐらいにしておけば、その後、何かしらの進展があるかもしれないですよね。
結婚するもしないも、個人の自由でいいと僕は思います。もし、結婚がゴールならその先はなんだろう? と思いますし、結婚をしなくてもいい関係を築ける人もいると思います。結婚するという意味は、僕にはまだわからないですが、何年もつきあってからの結婚がいいと思っているので、自然の流れの中で、“子供をしっかり守ります”と、思うときですかね。
子供は欲しいです。一緒に色々なところに行って遊びたいです。男の子の場合は、反抗期になっても強引に連れて行きます(笑)。女の子の場合は、お父さんが格好良くいればそんなに嫌われないんじゃないかな…。だから、とりあえずは外見から頑張って、なるべくお腹を出さないようにします(笑)。
自分では変わっていないというか、逆に変えない気持ちの方が強いです。でもこれからの自分が影響される誰かに出会ったり、何かのきっかけで変化できたりすれば、人生おもしろいとは思います。
少しファニーなタイトルですが、実際に見てくださっている方はご存知のように、身近にある社会問題にも目を向けられる作品になっています。龍彦もまた、様々な出来事に直面し、成長して、そして政府に立ち向かっていきます。また、そういった悩みを抱えている方々の気持ちに寄り添える作品にもなっていると思います。
<第4話あらすじ>(10月27日)
4度目のお見合い相手にも潔癖症を理由に即断られた龍彦(野村周平)。その夜、友人の北風(松本享恭)が言った、“抽選見合い結婚法の被害者たち”のブログの感想を励みに、潔癖症の原因となった中学時代の出来事をブログに綴り始める。一方、奈々(高梨臨)は、一か八かで嵐望(大谷亮平)に連絡、「私と結婚してください」と告白したが……。
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