Muscat～フジテレビの番組情報

フィギュアスケート４兄妹の末っ子

10月21日放送の『S-PARK』は、今フィギュアスケート界が熱い視線を送っている大注目の選手、本田紗来(ほんだ・さら)選手に密着。本田選手は、兄が太一(たいち)、姉が真凜(まりん)、望結(みゆ)選手という、フィギュア４兄妹の末っ子。11歳の原石が放つ輝きの秘密に迫りました。

11歳にして、フィギュア界最注目のスケーター

本田紗来選手は、現在小学５年生の11歳。無邪気で天真爛漫、お姉ちゃんが大好きな女の子で、兄妹全員がスケーターの「フィギュア４兄妹」として、切磋琢磨する姿がメディアにもたびたび取り上げられています。

そんな紗来選手は、天才少女としてフィギュアスケート界が大注目する選手なのです。姉の望結さんは「すごいな。遠い人になったな、と思って」、真凜さんも「自分にはないところをたくさん持っているので、“憧れ”でもあります」と口を揃え、その才能を絶賛。

紗来選手にとって初の国際試合となった８月のアジアンオープン杯では、いきなりの２位表彰台。さらに10月の近畿選手権(ノービスＡ/11～13歳の選手が出場)では、大人の選手でも成功が難しい、３ルッツ＋３トゥループを見事に成功させ、100.74ptsと、なんと今シーズンノービスA国内最高得点で優勝。その成長速度は、誰にも予測不能です。

紗来選手は「真凜お姉ちゃんに『一番のライバル』って言ってもらえる選手になりたいし、世界で戦えるスケーターになりたいです」とあどけなさの中にもしっかりとした口調で意思表明。目指すは、真凜さんも達成していないノービスＡ日本一です。

そして、先日行われたフィギュア全日本ノービス選手権Ａ。会場では、望結さんも声援を送る中、冒頭のジャンプ(予定は３ルッツ＋３トゥループ)では、ふたつ目のジャンプを跳ぶことができず、単独のジャンプに。それでも、真凜さんゆずりの抜群の表現力で、その後は安定した演技を披露。そして驚きは演技後半、なんと冒頭に飛べなかった３ルッツ＋３トゥループに果敢に挑戦したのです。ふたつ目のジャンプは回転不足となりましたが、最後まで堂々と演じきった紗来選手。優勝にはあと１歩届きませんでしたが、才能の片鱗を見せる演技で準優勝。「表彰台に乗れると思っていなかったので、そういうところでは、すごくうれしいし、来年は自分らしくっていうのを一番大事にして金メダルをとりたいです」と笑顔を見せました。

紗来選手を含め、この大会で優勝した手嶋里佳選手ら４選手が、11月に行われる全日本ジュニア選手権への推薦出場が決定。“姉の一番のライバル”になるために――11歳の少女は、これからも満開の笑顔で突き進みます。

番組情報

『S-PARK』

＜放送＞

毎週土曜　24時35分～25時15分
毎週日曜　23時15分～24時30分

＜キャスター＞

宮司愛海(ﾌｼﾞﾃﾚﾋﾞｱﾅｳﾝｻｰ)
中村光宏(ﾌｼﾞﾃﾚﾋﾞｱﾅｳﾝｻｰ)
鈴木唯(ﾌｼﾞﾃﾚﾋﾞｱﾅｳﾝｻｰ)
黒瀬翔生(ﾌｼﾞﾃﾚﾋﾞｱﾅｳﾝｻｰ)