Muscat~フジテレビの番組情報

2018.10.18更新

氣志團・綾小路翔が激白「僕らの音楽は、モー娘。に影響受けてます」

10月15日(月)放送

語りたいアイドルが登場したら「STOP!」

MCの石橋貴明さんとミッツ・マングローブさんが、ゲストにちなんだ“少し前のあんなコトやこんなコト”をテーマにトークを繰り広げる『石橋貴明のたいむとんねる』。第23回目は氣志團の綾小路 翔さんを迎え「勝手に語り継ぎたい、90年代夢中になった女性たち」を放送しました。

今回はもはや定番になりつつある「夢中になったいい女&いい男」シリーズ。90年代に活躍したアイドルたちの写真が次々に映し出されていきますが、語りたい人が登場したら「STOP!」と宣言するというルールです。

加藤あいさんからスタートし、最初にSTOPがかかったのはポカリスエットのCMで大ブレイクした一色紗英さん。

翔さんは当時一色さんがCM中に語る「愛してるの国はドキドキのカラカラです」という一言に(かわいすぎて)熱狂し、「俺たちの青春が始まった!」と思ったそうです。

今思えばキャラが濃かった90年代アイドル

次にSTOPしたのはセクシーなカレンダーで注目を集めた田村英里子さん。当時、世間を騒がせた宮沢りえさんのふんどしヌードのあと、お尻まで見えそうな大胆な水着姿が話題になりました。

翔さんは「エリリンですよ! 僕は当時中学生ですから、心と下半身を直撃」と大興奮。アイドル好きのミッツさんも「サンミュージック最後のアイドル!」と鼻息を荒くします。

田村さんは1989年度の日本レコード大賞新人賞の有力候補でしたが、奇しくも対抗馬のマルシアさんが受賞したエピソードまで飛び出し、アイドルとテレビ好きの3人はマニアックな話が尽きません。

続いて、翔さんが中学生時代、平日の夕方に放送していた『パラダイスGOGO!』(フジテレビ)から生まれたアイドルユニット・CoCo見たさに「サッカー部を辞めてしまった」エピソードや、頭痛薬のCMで「ナオリタGIRL」と発するキレイな英語の発音が強烈な印象に残る帰国子女アイドル・西田ひかるさんのエピソードを紹介。

そして今でも熱狂的なファンをもつ元祖インディーズ・アイドルの宍戸留美さんが登場すると「『ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド・シ・シ・ド・ル・ミ』ですね!」と翔さんの口からファーストアルバムのタイトルが飛び出します。

よく知らないタカさんが「宍戸開、宍戸錠の流れ?」とボケると、ミッツさんが「マニアックなファンがいて、のちのサブカル系アイドル?地下アイドルの流れを作った人。ある意味“日本三大宍戸”と言っても過言ではない」と解説していました。

宮沢、牧瀬、観月の通称「3M」が登場

次はタカさんもコントなどで何度も共演してきた宮沢りえさん。翔さんは「僕にとっては神」と崇めているそうです。小学生から資生堂のモデルをしてきた宮沢さんが今でも同社のモデルをしていることに触れ「資生堂はすごい、(宮沢さんが)45歳でまだ出てる。長期契約!」と感心していました。

そして巨乳グラドルの細川ふみえさん、ポケットビスケッツで紅白にも出演した千秋さん、ボーイッシュながら代表曲『泣かないぞェ』では歌うまの魅力も輝いていた鈴木蘭々さんとトークは続きます。

「これはちょっとタカさんに聞きたい」と翔さんがSTOPをかけたのは、観月ありささん。タカさんが週刊文春を開いたらグラビアに登場する観月さんが目に入り、「(宮沢)りえの次はこの子じゃねえか?」とプロデューサーに紹介したそうです。

「でもコントをやって『起立、礼、着陸』たった2行のセリフが覚えられなかった、それが今や20数年バリバリで主役やってるんだから」と感慨深そうに語っていました。

氣志團の黎明期、名もなきバンドマンとして活動してた1995~2000年は、さすがの翔さんもテレビやアイドルからちょっと遠ざかっていたそうですが、そんな時でも強烈な印象を残しているのが広末涼子さん。

翔さんは広末さんに会ったことは一度もないそう。しかし、「旦那さんのキャンドル・ジュンさんとは自宅の近くで車を運転しているときに無意識に並走する機会があるんですけどね」と語ると、タカさんとミッツさんは「どこで? 見たい!」と前のめりになっていました。

JR東海のCMで一躍人気者になった牧瀬里穂さんにもSTOPがかかります。タカさんもこのCMは記憶に残っていて「初めて見たときにかわいくてびっくりした」とコメント。当時中学生だった翔さんは「(宮沢)りえちゃん、(牧瀬)里穂ちゃんが人気を二分していた」と思い出を語りながら、番組収録の流れから京都で一緒に食事をしたこともある、と嬉しそうです。

この頃の人気アイドル、宮沢りえさん、牧瀬里穂さん、観月ありささんの頭文字を取って「3M」と呼ばれていました。

毎朝ポスターにキスしていたあのアイドル

ここまで、比較的に正統派のアイドルを選んできた翔さんですが、一世風靡した人気アイドル・中山美穂の妹、中山 忍さんに激ハマりしていた少年時代のエピソードも披露しました。

「巨大ポスターを部屋に貼り、恥ずかしながら学校に行く前に接吻していました。ついに唇のところがふやけちゃって。でも、そのポスターはいまだに実家にとってあります」と激白。

容姿端麗で奇抜な衣装と“ドラムが叩ける”という特技をひっさげ、唯一無二のアイドル観を確立した森高千里さんにも当然STOPをかけた翔さん。3人は何よりも顔の小ささに驚いたそうです。

また、主催するイベント『氣志團万博』にも出演してもらったことがあるそうですが、「出演が終わって、PA席でリップスライムを楽しそうに観てお帰りになりました。氣志團は一切(笑)」と自虐的に笑っていました。

氣志團のルーツはモー娘。にあり?

最後に紹介されたのはモーニング娘。さん。氣志團も同時期に結成されたので「愛着がある」と言います。

また、普通の女の子がテレビ番組『ASAYAN』のオーディションを経て、メンバーが一丸となって切磋琢磨した結果、芸能界のトップに上り詰める成り上がり方がストリートから出てきた感があり「俺らの代表」と思っていたため、他のアイドルとは思い入れが違うとか。

MCを務めていた音楽番組で全盛期のモー娘。を見てきたタカさんは、「やっぱりごっつぁん(後藤真希)がきて、ガッと上がりましたよね」と当時を振り返ります。

ミッツさん「後藤が入ってきてからのなっちのやさぐれ具合が番組を見ていて面白かったですよ」
タカさん「なっちが浮いてるときがあったんですよ。あまりにも実力がありすぎて、そこに新興勢力が現れたことによってちょっと浮いてしまうという。一時期のジャイアンツでいうところの江川 卓みたいな状態。そのなかに槙原とか桑田とか斎藤が出てきたときみたいに、ごっつぁんとかよっすぃー(吉澤ひとみ)とか出てきて。なっち危うしっていうときに、彼女の性格の良さで復権していくっていう。それからやっぱりつんくのハートを感じたし」

翔さん「うん。曲がまた素晴らしかった」
ミッツさん「文化になってますから、これは」
翔さん「ダンスとかはかなり僕ら、モー娘。からインスパイアされて。すごく影響を受けてる。僕らの曲『One Night Carnival』とかはモー娘。がディスコをやってて(影響を受けた)。僕が好きな歌謡曲もディスコをベースにしていることが結構多かったし、ヤンキーはディスコとかパラパラとかやらないだろうし、面白いなって」

まさか氣志團のヒット曲にモー娘。の影があったとは! 意外な告白にタカさんとミッツさんは驚きを隠せませんでした。

文=パンチ広沢

番組情報

『石橋貴明のたいむとんねる』
<放送>
10月15日放送回 毎週月曜23時~23時40分
<出演>
石橋貴明、ミッツ・マングローブ
ゲスト:綾小路 翔

掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。