2018.10.17更新
梅沢富美男さんが、楽屋で聞いた面白そうな噂話を、「直接ご本人に聞いてしまおう!」という、MCの特権をいかしたトークバラエティ『梅沢富美男のズバッと聞きます!』。10月17日の放送は、ゲストに紅蘭さん、関根麻里さん、西川きよしさん&西川ヘレンさんご夫妻、結城アンナさん、渡辺大さん、VTRゲストに、野村周平さん、高梨臨さん、大谷亮平さんを迎えてお送りしました。
「小さなことからコツコツと」でおなじみの西川きよしさんの妻のヘレンさんは、実の母と夫の両親の3人を同時期に介護。しかも、自身の更年期障害も重なり…と、壮絶な経験を、芸人の妻らしくユーモアを交えながら伝える講演会が人気を呼んでいます。
ある日の講演にお邪魔してみると、「若いころのお義父さんのヒップを見たことがないから知らんのですけど、私がお世話さしてもらうようになってからは、すだれみたいになってますよ。肉が全部落ちてますから。だから、丁寧に上だけなぞってもあきませんねん。溝がありますから。溝を下まで綺麗に。もう、一番下は耳たぶみたいにタラ~ンとなっている。ヨ~イ! 本当ですよ」と、身振りを交えながらの語りに、会場は大ウケ。スタジオでVTRを見ていたきよしさんも、「お前、おもろいな」と思わず感心するほど。
義父が60代後半でうつ病と診断されてから、実母、義母と順番に要介護状態に。さらにこの時期、ヘレンさん自身が真っすぐ歩けなくなったり、狭い空間にいると呼吸ができなくなったりと、重度の更年期障害にも悩まされました。
明け方に、激しい動悸で目を覚まし、「また動悸だ。落ち着こう」としたものの、動悸は激しさを増すばかり。命の危険を感じ、隣で寝ていたきよしさんを起こそうとしますが、声が出ず、さらに手足のしびれまで…。ある日は、庭に出て皿を割ったり、早朝、パジャマのまま車に乗り込み、故郷の京都を目指そうとし、途中、比叡山のふもとのホテルで「泊めてください」と頼み込み、休憩させてもらったり…と精神的に追い詰められていたといいます。
このままでは「自分も家族も共倒れになってしまう」と感じたヘレンさんは、お香を焚いたり、花を生けたりと「自分の気持ちが落ち着くもの」を見つけ、症状が改善する努力を続けたそう。壮絶な経験をしたからこそ、「もし今、更年期をお持ちの方がいらしたら『いつかは、この更年期も体から抜けていく。先はありますよ』って大きな声で言いたいです」としみじみ語っていました。
最後は、番組が西川夫妻の51回目の結婚記念日デートに密着。お酒が入ったヘレンさんは、きよしさんの浮気相手が自宅を訪ねてきて、慌てたきよしさんが「ファンの人が来はったから、車で送っていく」と逃げ去ったエピソードなどを披露。それでも、きよしさんから51本の花束を贈られると、お礼にほっぺにキス。さらに「これでは足らないよ」と、今度は唇に! ご夫婦そろって、とびきりの笑顔を見せてくれました。
掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。