Muscat~フジテレビの番組情報

2018.10.16更新

『SUITS/スーツ』第2話あらすじ完全版

10月15日(月)放送

痛快リーガルドラマ!新米弁護士、大波乱の初仕事

甲斐正午(織田裕二)は、クライアントである「いろは銀行」の佐橋哲平(米村亮太朗)から内部告発を受ける。部長の谷川好昭(長谷川公彦)が預金を不正流用し水商売の女性に貢いでいるというのだ。

同じころ、鈴木大輔(中島裕翔)は、甲斐に命じられ、プロボノ=無料法律相談会の仕事に取り組んでいた。そこで大輔は、勤めていた病院の院長から愛人にならないかと誘われたが、それ断ったせいで解雇されたという看護師・河瀬今日子(関めぐみ)の相談を受ける。今日子に同情した大輔は、法廷で闘うべきだと彼女に告げると、甲斐にもその旨を伝えた。甲斐は、クライアントに同情するなと言って一度は反対した。だが、相手が東都医科大学病院院長の海部政継(中村育二)だと知ると、すぐに先方に連絡するよう命じる。海部は日本医師協会の次期会長候補。スキャンダルを嫌って示談に応じるはず、という甲斐の読みだった。

海部の代理人弁護士・館林憲次(小須田康人)は、甲斐の予想通り、大輔が提示した金額での示談に応じる。交渉成功を喜ぶ大輔。だが、甲斐の秘書・玉井伽耶子(中村アン)は、物事が上手くいきすぎているときは必ず不吉なことが起こる、と大輔に告げる。

その予言通り、大輔は、アソシエイトを監督する立場でもある蟹江貢(小手伸也)から、仕事に関しては逐一報告書を提出するよう命じられる。さらに、海部のセクハラ疑惑を報じるネットニュースが流れてしまう。情報を流したのは今日子の弟だった。すると舘林は、示談を白紙に戻し、今日子を名誉棄損で訴えると言い出す。

大輔は、真琴(新木優子)に助言を求めた。真琴は、以前の職場で上司からのセクハラに遭い、他の被害者たちと連帯して証拠集めまでしながら、結局諦めたことがあったという。

一方、チカ(鈴木保奈美)は、甲斐と蟹江を呼び出し、ある企業のハラスメント調査の結果を見せる。実はその企業とは「幸村・上杉法律事務所」のものだった。お互いを非難し合う甲斐と蟹江に対し、チカは胸に手を当てて聞いてみたらどうか、と告げ……。

そんな折、大輔のもとに、祖母・結衣(田島令子)が入院している静岡の病院から連絡が入る。結衣を退院させて有料老人ホームに移すことになったものの、多忙を極めていた大輔は、その役目を砂里(今田美桜)に頼む。

あくる日、大輔は、今日子が看護師時代に窃盗事件を起こしたとの情報を得る。熱を出した息子のために、診察も受けさせずに薬をもらって帰ったことがあるというのだ。蟹江が、高校時代の同期でもある館林から得た情報だった。

報告を受けた甲斐は、海部のセクハラは有名な話だが物証を提示できない限り勝ち目がない、と大輔に告げる。そのとき大輔は、ふと真琴の話を思い出し、今日子以外にも海部からセクハラを受けていた被害者がいるのではないかと考え、調査を始める。そこで行きついたのが、精密加工工場を経営する財田伸一郎(神農直隆)の妻で、元看護師の里美(荻野友里)だった。里美も海部からセクハラを受けた挙句、不当解雇されていた。しかし里美は、工場の経営が芳しくない状況でこれ以上厄介ごとを持ち込みたくない、と言って証言を拒んだ。それでも大輔は、慰謝料を請求できるかもしれない、と言って里美を説得し、何とか協力を取り付ける。里美は、セクハラを証明する物証こそ持っていなかったが、2年前に海部の子どもを中絶していた。

報告を受けた甲斐は、大輔とともに海部に会いに行く。しかし、舘林は示談を受け入れなかった。すると甲斐は、ネットニュースは虚偽だったという訂正記事を出すと提案する。大輔は、記事を訂正したら海部の悪事は封印されてしまう、と甲斐の提案に反発した。それに対して甲斐は、クライアントに同情するなと言ったはずだと返し、示談が成立するまでは里美を監視し、病院側が接触してくる可能性も考えてボイスレコーダーを渡しておくよう指示する。さらに甲斐は、大輔にまともなスーツを買うよう再び指示して……。

大輔は、甲斐の行きつけの店にスーツを買いに行くと、その帰りに、老人ホームに移った結衣を訪ねる。結衣は、高級なスーツを身に着けた大輔の姿に感激していた。

老人ホームを後にした大輔が帰宅すると、室内が荒らされていた。遊星(磯村勇斗)が、大輔に渡した3000万円を取り返しにきたのだ。遊星に電話した大輔は、金は捨てたと告げると、引っ越しの準備を始め……。

別の日、今日子の元に訴状が届く。海部が今日子を名誉棄損で訴えたのだ。甲斐は、里美の監視や彼女が中絶した病院のカルテの入手について大輔に確認する。しかし大輔は、結衣の上京や、引っ越しの件もあって手をつけられないでいた。

大輔は、里美のもとを訪れた。しかし、伸一郎に会うのを止められてしまう。里美は、もう大輔たちとは関わりたくないのだと言う。

失意の大輔は、事務所を辞める決意をする。伽耶子(中村アン)に促されて後を追った甲斐は、辞めたいのなら勝手にすればいいが、今日子の弁護だけはやり通せ、と言い放つ。同情したのなら最後まで同情して弁護してやれ、というのだ。

その夜、遊星のもとを訪れた大輔は、彼に金を返す。金輪際俺には関わるな――大輔は、そう遊星に告げた。

甲斐と大輔は、伸一郎が工場の運営資金と引き換えに病院側から口止めされたことを掴む。そのとき甲斐は、里美に渡すよう命じたレコーダーのことを思い出す。

再び海部の元を訪れた甲斐と大輔は、今日子への訴えを取り下げ、示談に応じるよう提案する。そこで取り出したのが、病院からの融資を持ち掛ける館林と里美の会話を録音したレコーダーだった。里美も病院からの融資を断って裁判で戦ってもいいと言っている、と告げる大輔。舘林と海部はもはや示談に応じるしかなかった。

伸一郎と里美の工場に融資したのは、いろは銀行の佐橋だった。佐橋は、甲斐が谷川を追い出してくれたことに対しての礼として、融資を決めたのだった。

今日子を訪ねた大輔は、病院側が解雇の違法性を認め、慰謝料を払うことに合意したと報告する。再就職も妨害されないと知った今日子は、大輔に感謝し……。

大輔が事務所に戻ると、デスクの上にスーツの請求書があった。その封筒御赤には、「まだ辞めるつもりなら、スーツ代を精算してからにしろ」という手紙と、弁護士バッジが入っていて……。

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番組情報

<タイトル>
『SUITS/スーツ』
<放送日時>
毎週月曜21時~21時54分 ※10月15日:21時~22時9分
<出演者>
織田裕二 中島裕翔 新木優子 中村アン 磯村勇人 今田美桜 /國村隼/ 田島令子   小手伸也 鈴木保奈美

掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。