2018.10.12更新
現在放送中のオトナの土ドラ『結婚相手は抽選で』(毎週土曜日 23時40分~24時35分、第2話は24時~24時55分)。「抽選見合い結婚法」という法律に振り回される人々を通じ、「結婚は人間の義務なのか?」「人と向き合うことの大切さとは?」を問いかける、社会派ヒューマンドラマです。
自分を見失って流されている悩めるプチお嬢様という現代女性、冬村奈々を演じている高梨臨さんにお話を伺いました。高梨さんの結婚観にも注目です。
いつも、どんな時にも話していると思います(笑)。でも私的には、冷静でずっと黙っている人よりは、ずっと話してくれる人の方が気が楽ですね。野村くんは裏表がなくて自分の気持ちをとても開放しているイメージ。人としてとても興味が沸いてきています。こんなに個性があって自分を打ち出すことができそうな人なのに、なぜ俳優になろうとしたのかとかね(笑)。
嵐望(大谷亮平さん)といると奈々は本音が言えなくて一生懸命感があるんです。頑張ってついていっている様子は、私ならとても辛いですね。でも龍彦と出会い、話をしていくうちに、この人なら奈々が自分を取り繕うことをしなくても話しやすいのかなという空気は感じました。龍彦といて居心地がいいというのはわからなくもないです。
私は結婚して欲しいとかあまり思わず、結婚に対しては男性の方が気持ちが強いのではないかと思っていたのですが、人それぞれなんでしょうね。私自身は結婚してもあまり変化がないんです。もちろんあちらの職業もあるので、責任というか、迷惑はかけないようにしようと思う気持ちは持つようにはなりましたが、生活的にはあまり変わっていないです。でも、安心感は違ってきたかな(笑)。私は元々、結婚願望は強い方ではなかったので、人生の流れの中での通過点で、次のステージに進みますみたいな感じでした。
逆に何も求めて欲しくないというのがありました。自然に相手の事を思いやって、これをしたい、これをしてあげようというのはいいですが、これをして欲しい、あれをして欲しいと思われたくないんです。でもそれはお互い様です。相手にも、「やってよ!!」と言うようにはなりたくないので、気が付く範囲で、お互いが自分の中でできることをやっていけばいいですね。
バイオリンは難しいですね。最初は指だけでポンポンと弾いて、まず左指で感触を覚えていたときは楽しかったのですが、右手をつけて演奏して自分の音がわかるようになると、もう、がっかりです(苦笑)。あまりにもハードルが高くて、やはり1ヶ月やちょっとでマスターできるものではないので、せめて形だけでも綺麗に見えるように練習しています。
奈々がどういう感じの女性かというのは、回を追うごとに少しずつわかってくると思います。最初の方はどこかいっぱいいっぱいの感じなので、温かく見守って欲しいかな(笑)。第2話からお見合いも始まり、個性豊かな登場人物がそれぞれ「抽選見合い結婚法」に振り回されていきます。ぜひ楽しみにご覧ください。
<第2話あらすじ>(10月13日)
「抽選見合い」の提出書類を前に龍彦(野村周平)は、“見合い相手に対して一つだけ、希望条件の記入ができる”という項目に何を書くべきか悩んでいた。そして迎えた最初の見合い相手には、“オタク”であることを悟られ、話をしてもいないのに“性格の不一致”と断られ落ち込む。さらに2人目のお見合い相手、デブでお世辞にも見た目が良いとは言えない不動怜子(富山えり子)にも断られた龍彦は、思い切って本人から拒否理由を聞いてみると、意外な答えが…。
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