2018.08.30更新
梅沢富美男さんが、楽屋で聞いた面白そうな噂話を、「直接ご本人に聞いてしまおう!」という、MCの特権をいかしたトークバラエティ『梅沢富美男のズバッと聞きます!』。8月29日の放送は、ゲストに、ANZEN漫才のおふたり、岡田結実さん、立川志らくさん、田中卓志さん、細川たかしさん、VTRゲストに、飯尾和樹さん、伊集院光さんを迎えてお送りしました。
今大人気のANZEN漫才のおふたり。みやぞんさんのキャラに、ねつ造疑惑があるとの噂を聞きつけ、梅沢さんが「おバカキャラが、作ったキャラだって噂、本当かい?」と斬り込みます。みやぞんさんは「いや、そんなことないですよね、あらぽんさん、言ってくださーい」と相方に振り、あらぽんさんも「僕も1歳くらいからずっと一緒にいるんですけど、おバカキャラというか、バカだと思いますけどね」とねつ造疑惑を否定。
しかし、今から7年前、当時26歳のみやぞんさんが、本名の宮園大耕で出演したフジテレビのトーク番組の映像には、今とは明らかに違う話し方をする姿が。霊感が強いという母親について語るみやぞんさんのトークからは、おバカキャラどころか、確かに知性が感じられます。
本当のところはどうなのか? その真相を知るのが、ANZEN漫才のブレイクのきっかけを作った恩人・伊集院光さんだということで、番組は直撃! すると伊集院さんは「彼はですね…本物です。本物中の本物なんです。最初会ったとき、まともを演じてましたね」「もう200%ぐらいのおバカが、利口を演じることで中途半端なところにいっていた」と衝撃の告白。
みやぞんさんが素を出せるようになったのは、伊集院さんの「みんな、お前の天然を喜んでくれているんだよ。自分がお笑いという職業を選んだ以上は、それで起こる笑いは、ある意味計算したことと一緒。誰ひとりお前をバカにしてないんだよ」という言葉がきっかけだったそう。笑われてるのではなく、笑わせている、そのことに気づいたことが今日のブレイクにつながったのです。
そう話す伊集院さんのVTRを見て、スタジオからは拍手が巻き起こり、梅沢さんも「今聞いて、よくわかりましたよ」「それも芸のひとつだから」と納得のご様子。これを受け、みやぞんさんは「わぁぁぁ、ありがとうございますぅ」と、素の自分でしっかりと笑いを取っていました。
ことの始まりは、演歌界の大御所・細川たかしさんから、番組プロデューサーに届いた1枚の企画書。そこには、「細川たかしの『伊勢海老とったど~!』」というタイトルともに、3つの見どころが書かれていました。それが、
1.年に一度の漁解禁日は必見。伊勢海老で海が真っ赤に染まる様子は圧巻!
2.とれたてをその場でいただく「釜茹で」が絶品
3.ただ、細川は船酔いがひどく、これが人生最後の漁になる
というもの。「これは見応えのあるVTRになるかもしれない」との判断から、細川さんの持ち込み企画が番組となったのです。
そして、とある日の午前3時、やってきたのは千葉県鴨川市。漁にお供する飯尾和樹さんが「夜中の3時にキツイですね(笑)」と言うほど、なぜか、ものすごい電飾に包まれたデコトラに乗り、これからステージに上がるかのような着物姿で細川さんが登場! そのまま船に乗り込みます。この日は、1年で最も獲れる解禁日初日。果たして、「海が真っ赤に染まる」ほど獲れるのでしょうか!?「すごい獲れる。桁違いらしいよ!」と、テンションMAXの細川さんを乗せ出港です。
伊勢海老漁は、夕方に浅瀬に網を仕掛け、夜に海老が掛かったところを引き上げる、刺し網漁。漁開始時刻の3時50分、いよいよ網の引き上げです。すぐに現れた伊勢海老に、細川さんも「来た来た来た!」と大興奮。しかし、獲れているものの、伊勢海老は網に引っ掛かって少しずつ上がってくるので、海が赤くなることはありません。飯尾さんが漁師さんに「これ、もっと真っ赤になるんですか?」と聞くと、「茹でたら真っ赤になります」とまさかの返答が…。
しかし、その後、細川さんも参加した伊勢海老漁は、見事大漁! 港に戻った細川さんは、お楽しみの「釜茹で」を豪快にいただきました。おそらく「今年日本で最初に伊勢海老を食べた男」となった細川さんは大満足の様子。さらに、伊勢海老や魚を生け簀から選んで調理してくれるお店へ行き、伊勢海老のフルコースをオーダー。具足煮、鬼殻焼き、お造りなどに舌鼓を打ち、飯尾さんも「1時起き後悔なし。うまい!」と絶賛。スタジオにも伊勢海老の舟盛りが登場し、食通の梅沢さんも「これうまい!」と唸っていました。海は真っ赤になりませんでしたが、最後はみんなが笑顔になった企画となりました。
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