Muscat～フジテレビの番組情報

村上も驚き…海外から見る日本はこんなにも違う!？

今年も池上彰さんが『FNS27時間テレビ』に参戦です！テーマは「昭和の日本」ですが、単に昭和の歴史を振り返るだけではなく、活気あふれる戦前の昭和初期から戦後の時代へ、さらに戦後の焼け野原からの復興、高度経済成長、バブルへ…まさに激動の昭和を“世界がどう見ていたのか？”という独自の視点で、貴重映像とともに振り返ります。目からウロコ、新発見の連続にスタジオの村上信五さんも驚きを隠せません。

戦後の民主化が映画に与えた影響…ある“行為”に村上が赤面！

今回スタジオで流れた貴重映像のひとつに、アメリカの教材がありました。高度経済成長が進んだ昭和36年頃、日本人の生活がどう変化したのかを伝えたものです。京都に住むある家族が鮮魚店で買い物をする女性の姿に「肉も魚も驚くほど新鮮だ」とナレーションが入ります。この頃たけしさんは14歳、池上さんは11歳。電化製品も普及したこの時代に、初めて家にやってきたテレビや洗濯機について、たけしさんが懐かしそうに思い出話を始めます。池上さんは「物珍しくて行きました」と語るほど、あるモノが身近になってくるのです。

また、戦後の民主化は映画界にも大きな影響を与えました。戦前の日本の映画にはなかったある“行為”をGHQが映画に入れるよう指導したのです。映画でのこの“行為”については、演じるたけしさんも「恥ずかしい！」。そして池上さんから急に話題を振られた村上さんは、真っ赤になってしまいます！

さらに戦時中、アメリカの旧陸軍省が制作したVTRを紹介。アメリカから見た昭和天皇、そして日本兵を過激に描くこの映像から、アメリカは敵国の日本人をどのように伝えていたかを池上さんが解説します。また、高度経済成長期の日本人の働き方、新幹線の誕生など、世界の目からみた昭和の日本の姿とは。昭和の懐かしい商店が立ち並ぶスタジオで、たけしさんの思い出話も盛り上がり…平成が終わろうとしている今だからこそ、新たな視点で昭和を見つめ直してみては？

収録後、池上が語った“昭和の思い出の食べ物”

Ｑ：たけしさん村上さんと去年に続き２回目の共演でしたが、収録はいかがでしたか？
「たけしさんがいつものように暴走するのを、なんとかみんなで食い止めつつ、笑。なんとか走ってきたという感じですね。村上さんは、本当に番組を回すのが見事ですよね。去年も大したものだなと思っていましたけど、一段とこのややこしいジジイ２人をうま～くなだめながらね、笑」

Ｑ：食についても触れましたが、池上さんにとっての“昭和の食”とは？
「昭和の食というと、中学校１年生の時から毎朝食べていた“丼飯”ですね。丼に山盛り一杯のご飯を食べてましたね。おかずに魚がちょっとくらい。でもそんなにおかずはなかったですから。あるいは、風邪を引いたような時だけ特別に卵がついた。卵は高いから、本当に頑張らないといけないという時だけ、生卵が一個つきましたね。醤油かけご飯を食べて親に怒られたりもしましたし。本当にご飯に醤油をかけて、それだけなんですよ。おかずも何にもなしで食べているわけだから、それは栄養的にダメだと言って怒られました。あと“すいとん”も出ましたね。戦後も食料不足だったので、我が家はすいとんが出ましたよ」

Ｑ：今食べる“すいとん”はおいしいですが･･･
「そりゃそうですよ、いまの材料使うんだから！今の子どもに、“戦争中はすいとんだったんだよ”と言って、今の材料で作ると“結構おいしいじゃん”って言いますから。それは違うよ～って、笑」

番組情報

『FNS27時間テレビ～にほん人は何を食べてきたのか？～』
「池上＆たけしが見た！世界が映した昭和のニッポン」

＜放送日時＞

９月８日（土）18時30分～９日（日）21時54分

＜出演者＞

総合司会:ビートたけし
キャプテン：村上信五
ほか

＜「池上＆たけしが見た！世界が映した昭和のニッポン」出演者＞

池上 彰
高島 彩
ビートたけし
村上信五