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2018.08.18更新

筧美和子に星野真里も参戦!愛憎渦巻く三角関係…始まった女の闘いにも注目!

ドラマ『いつかこの雨がやむ日まで』

渡辺麻友さんが主演する愛と狂気のラブサスペンス『いつかこの雨がやむ日まで』(毎週土曜日 23時40分~24時35分)。第3話から新たに千尋(星野真里さん)も登場し、いよいよ女たちの闘いが本格化、愛憎劇が大きく動き始めます。

ヒロイン・ひかり(渡辺麻友さん)と、ひかりの幼なじみ・谷川和也(堀井新太さん)をめぐり熱き戦いを展開する和也の恋人・沙耶を演じる筧美和子さんに話を伺いました。

筧美和子「沙耶の異常に見える言動を納得しつつ、演じています」

――沙耶は大人しいお嬢さんかと思いきや、実はかなり強烈なキャラクターですね。

「なぜこんな行動を取るんだろう?」とやっぱり考えます。ひかりさんと和也さんの間に何があるのか知りたくて、行動に移すところは視聴者の方と同じ目線なのかな、と思いますが、やることがいちいちとっぴなので(笑)沙耶の心情を理解したくていつもグルグルと模索しています。この物語は、登場する誰もが心に問題だったり、悩みだったりを抱えていて、実は沙耶にも…、ということがのちのち明らかになります。私もそういう展開だと知ってからは、沙耶の異常に見える言動を少し納得できるようになってきました。

――今後、女性ならではの怖さ、ズルさが垣間見られる場面もありますね。

私もそのときどき、沙耶の言うことが真実なのか、和也さんを繋ぎ止めるための嘘なのか、わからなくなることもあるのですが色んな角度から考えて沙耶の心に辿り着きます。その部分ってすごく重要です。心根がねじ曲がっているのか、ただ必死なだけなのかって全然違うと思います。沙耶の場合、どちらなのかと言えば…(笑)。

――沙耶を演じていて、「ここは分かる、理解できる」という面はありますか?

沙耶は突拍子もないことをしているように見ます。第2話でもあんなに必死にクローバーを探さなくてもいいんじゃないかって思うほどでした。でも、何かにのめり込むと、人はあそこまで突き詰めてしまうかもしれません。それは誰にだって、私にだって起こりうることです。沙耶に関しては、そうならざるを得なかった過去があり、そのためにストッパーがないと思っていただけたら。今後もさらに壊れていきます(笑)。

「執着の塊だなと思うときも」「スタッフさんから『キャー! 沙耶が怖すぎる』とよく言われます」

――改めて、沙耶の見どころをお聞かせください。

沙耶はすごくいびつな人だと思います。もともと性格は悪くないし、人に辛く当たるようなタイプでもないと思います。ひかりさんと出会うまでは和也さんとも幸せだったでしょうし。あまりにも和也さんのことしか見えていないから、演じていても見えない何かに対する執着の塊だなと思うときもあります。作品がラブサスペンスということで、沙耶は“ラブ”の部分で大いに物語をかき乱します。とは言え、私は沙耶をただの狂気的な人物には見せたくなくて、彼女の根っこにある気持ちを大切に演じたいと思っています。現場でもスタッフさんから「キャー! 沙耶が怖すぎる」とよく言われます(笑)。それは誉め言葉だとも思っていますし、その上で沙耶の心情もしっかりと伝えていきたいです。

物語は第3話から星野真里さんが登場、女たちの闘いが大きく動き出します。星野さん演じる千尋は、15年前に亡くなった麻美(三倉茉奈さん)の姉。そばには、なぜか麻美の恋人だった國彦(桐山漣さん)の姿が。千尋は何者なのか、星野さんにヒントを教えてもらいました。

星野真里「いろいろな設定が意表を突いているんです。そう来たかと楽しんでください」

――千尋は現時点で、麻美の姉であり、國彦の近くにいるということしか明らかになっていません。

15年前の妹の事件に千尋が何やら関係が…、ということは最初にプロデューサーさんから聞いていて、そんなバックグラウンドをふまえて現場に入りました。ただ、なぜ國彦のそばにいるのか、いまどういう状況で暮らしているのか、千尋が何を思っているのかなどは台本を読むたびに知っていったので、そのつど「!?」となり、驚きつつ演じています(笑)。

――千尋のどんなところに注目してもらいたいですか?

千尋と國彦にどんな繋がりがあるのかはもちろん注目していただきたいです。さらに千尋と麻美がどんな姉妹だったのか、ということがやがて明らかになります。その関係性を踏まえていただくと、のちのち千尋の言動も腑に落ちると思います。千尋の素性が明らかになるにつれ、きっと視聴者の皆さんも「そんな設定だったの!?」と驚いていただけるはずです。私が台本を読んで感じたように(笑)。この物語は本格的な謎解きの物語であると同時に、いろいろな設定が意表を突いているんです。土曜の夜11時台の作品ですから、リラックスしながら「そう来たか!」と楽しんでいただきたいです。

ひかりはジュリエット役に抜擢されたものの、第3話では予想もしなかった出来事が発生。そのときひかりはどんな決断をするのか? ひかりと和也を引き離すべく、沙耶の暴走も本格化し、そこに謎多き千尋が登場と、物語はさらなる波乱の予感が。ノンストップで展開する愛と狂気のラブサスペンス『いつかこの雨がやむ日まで』にご期待ください!

<第3話あらすじ(8月18日放送)>
警察が舞子(紺野まひる)の不審死の件で國彦(桐山漣)を追っていることを知り、稽古に集中できないひかり(渡辺麻友)。一方、状況を知った和也(堀井新太)はひかりを案じる。そんな和也に、父の純一(橋爪淳)は「森村家とは関わるな」と冷たく言うが……そんなある日、沙耶(筧美和子)が密かにひかりの家を訪ねてくる。由布子(斉藤由貴)からひかりと和也の過去の関わりを聞き出す沙耶。そこでひかりが殺人犯・森村國彦の妹だと知ってしまい……

番組情報

オトナの土ドラ『いつかこの雨がやむ日まで』
<放送日時>
毎週土曜 23時40分~24時35分
<出演者>
渡辺麻友
堀井新太
吹越満
筧美和子
宮澤エマ
 ・
星野真里
 ・
三倉茉奈
紺野まひる
斉藤慎二(ジャングルポケット)
 ・
桐山漣(※さんずいに点1つのしんにょうの漣)
木村祐一
斉藤由貴

掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。