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2018.07.31更新

日本バスケットボール界の星!渡邊雄太、日本人2人目のNBA入りを目指して

7月29日『S-PARK』

日本バスケ界の星!NBAに最も近い男

7月29日放送の『S-PARK』は、日本バスケットボール界が「希望」と呼ぶ選手のひとりで、今NBA入りに一番近い日本人、渡邊雄太選手に密着。その強さの秘密、東京オリンピックにかける思いに迫りました。

アメリカ武者修行で大きく成長

渡邊雄太選手は現在23歳、日本人としては規格外の身長206センチを誇り、今月、NBAのグリズリーズと「2way契約」(主に下部リーグのチームに所属、最大45日間NBAのチームに登録可能)を結び、2004年の田臥勇太選手以来となる、日本人2人目のNBAプレーヤーに大きく前進しました。

香川県出身の渡邊選手は、尽誠学園時代、高校ナンバーワンを決めるウィンターカップで2年連続の準優勝。ベスト5にも選ばれ、日本バスケット界の未来を担う逸材として注目を集めました。高校卒業後は、単身アメリカへ。ジョージ・ワシントン大学に入学すると、4年生のときには得点・リバウンド・ブロックで、チームトップの成績を残しました。

「アメリカに行ったことが自分の成長につながった」と語る渡邊選手。「悩むというよりは楽しかった。このハイレベルなバスケットは、自分が求めていたもの。まず精神的にすごくタフになりましたし、技術面も当然かなり伸びたので、本当に毎日が充実していました」と振り返ります。

大きな武器!ブロックショット

そんな渡邊選手の持ち味はディフェンス力。中でも大きな武器にしているのが、相手のシュートを止めるブロックショットです。しかし、210センチ以上の屈強なフィジカルモンスターたちがひしめく異次元世界の中で、なぜ206センチの渡邊選手がブロックショットを得意としているのでしょうか?

「より高く飛べる選手に、同じタイミングで飛んでもブロックショットはできないので、本当に0.0何秒の世界だとは思うんですけど、ちょっと早めに飛んで。そういった工夫はしています」と、その秘密を明かします。さらに「自分がここで生き残っていくためには何が必要なのかと、毎日毎日考えていましたし、それは向こうに行って培った技術ですね」と語り、バスケット大国への留学が、世界と渡り合うための武器の習得につながったと強調しました。

香川の小さな町で育った青年を、大きく成長させたアメリカ武者修行。2020年の東京オリンピックに向けて、今最もNBAに近い男が、日本代表に新たな力をもたらします。「自分が日本人として、日本代表のユニフォームを着て、強豪国相手に戦いたいという気持ちは強いので、2020年のときにNBA選手として日本に帰ってきて、東京五輪に出られたらなと思います」と、強い決意をのぞかせました。

番組情報

『S-PARK』
<放送>
毎週土曜 24時35分~25時15分
毎週日曜 23時15分~24時30分
<キャスター>
宮司愛海(フジテレビアナウンサー)
中村光宏(フジテレビアナウンサー)

掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。