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2017.09.25更新

オタワ国際アニメーション映画祭長編アニメ部門 グランプリ受賞!

アニメ映画「夜は短し歩けよ乙女」

日本初の快挙!

アニメーション映画「夜は短し歩けよ乙女」が、9月20日(水)~9月24日(日)までカナダのオタワで開催されたオタワ国際アニメーション映画祭長編部門でグランプリを受賞しました。本映画祭長編部門でのグランプリは日本作品、日本人監督としては初の受賞です。

4月に劇場公開された本作は第20回山本周五郎賞を受賞するなど累計150万部を超えるベストセラーである森見登美彦さんの同名小説を湯浅政明監督が映像化。湯浅監督は6月に行われたアヌシー・アニメーション国際映画祭でオリジナル長編アニメ「夜明け告げるルーのうた」がグランプリにあたるクリスタル賞を日本人としては22年ぶりに受賞したばかり。その快挙を受け、平成29年度の文化庁長官表彰(国際芸術部門)の被表彰者に選出されるなど、今世界で最も評価されているアニメーション監督の一人です。

湯浅監督コメント

「4年前、短編『キックハート』でオタワを訪れたのはとても良い思い出となっています。
そんなオタワで賞をいただけるなんて、とても光栄です。おめでとうスタッフの皆さん! キャストの皆さん! 更に多くの人に見てもらえれば、とてもうれしい! 京都の街を歩く乙女が、世界をも歩いています」

オタワ国際アニメーション映画祭とは

アヌシー、ザグレブ、広島と並ぶ世界4大アニメーション映画祭の一つに数えられ、アニメに特化した映画祭では北米最大の規模を誇る。1976年に設立。41回目の開催となった今回は85カ国から1,992作品の応募があった。長編部門には湯浅監督の「夜明け告げるルーのうた」「夜は短し歩けよ乙女」を含む5作品がノミネートされた。長編部門に同じ監督による2作品が同時にノミネートされたのは同映画祭史上初ということで現地でも話題となった。
開催地:カナダ・オタワ
開催期間:2017年9月20日(水)~9月24日(日)

作品概要

京都を舞台に描かれる、どこかファンタジックな青春恋愛物語である本作は、原作が「学生が選ぶ本」第1位に選ばれ続けるなど、森見登美彦作品の中でも最もファンの多い作品の一つで、本作が待望の映像化作品となりました。

主人公・“先輩”のボイスキャストには、役者以外にもマルチな分野で人気絶頂な星野源さん。“先輩”が思いを寄せるヒロイン・“黒髪の乙女”は花澤香菜さんが。その他、“先輩”の学友・“学園祭事務局長”に神谷浩史さん、同じく“先輩”の学友“パンツ総番長”に、ロバートの秋山竜次さんと、ジャンルを超えた前代未聞の超豪華キャストが集結!

湯浅監督のほか、脚本の上田誠(ヨーロッパ企画)さん、キャラクター原案の中村佑介さん、さらに主題歌ASIAN KUNG-FU GENERATIONという、本作と同じく森見登美彦さんの小説が原作で、熱狂的人気を博したTVアニメ『四畳半神話大系』と同じクリエイター陣が再集結して制作されました。

あらすじ

クラブの後輩である“黒髪の乙女”に思いを寄せる“先輩”は今日も『なるべく彼女の目にとまる』ようナカメ作戦を実行する日々を送っていた。空回りし続ける“先輩”と天真爛漫(らんまん)に歩き続ける“乙女”。京都の街で、個性豊かな仲間達が次々に巻き起こす珍事件に巻き込まれながら、不思議な夜がどんどん更けてゆく。外堀を埋めることしかできない“先輩”の思いはどこへ向かうのか!?

<キャスト>
先輩:星野 源 
黒髪の乙女:花澤香菜
学園祭事務局長:神谷浩史
パンツ総番長:秋山竜次(ロバート)
樋口師匠:中井和哉 
羽貫さん:甲斐田裕子
古本市の神様:吉野裕行
紀子さん:新妻聖子
ニセ城ケ崎:諏訪部順一
プリンセスダルマ:悠木 碧
ジョニー:檜山修之
東堂さん:山路和弘
李白さん:麦人
<スタッフ>
原作:森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」(角川文庫刊)
監督:湯浅政明 脚本:上田 誠(ヨーロッパ企画)キャラクター原案:中村佑介 
音楽:大島ミチル 主題歌:ASIAN KUNG-FU GENERATION
制作:サイエンス SARU 製作:ナカメの会 配給:東宝映像事業部

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