人物相関図

  • 難波ユリカ…新木優子
  • 福盛<旧姓・斉藤>真…高良健吾
  • 山下章生…浜野謙太
  • 来栖むぎ…田中みな実
  • 周防ひろ美…よしこ
  • 大沢将…森田甘路
  • 白井忠文…関口メンディー
  • 加賀千鶴…趣里
  • 安藤一朗…小手伸也
  • 丸の内さくら…山口紗弥加

登場人物

難波ユリカ … 新木優子

難波ユリカ … 新木優子
元カレのマコチを好きすぎるあまり、毎朝SNSで名前を検索したり、マコチと妄想の会話をしたり、初対面の男性に対し、“モトカレスカウター”なるものを起動させ、マコチとのかすかな共通点を見つけると恍惚(こうこつ)の表情を浮かべる。見た目にも気を使い、まわりの女の子と比べても、彼女が持ち合わせているスペックは決して低くない。だが、うまく恋愛ができない不動産会社に勤務する27歳独身のぶっ飛び女子。

福盛<旧姓・斉藤>真 … 高良健吾

福盛〈旧制・斉藤〉真 … 高良健吾
不動産会社に勤務する30歳独身のイケメン。元カノ・ユリカの妄想の中にたびたび現れ、彼女の大きな心の支えとなっている。5年前に2人が別れることになってから姿を消していたが、ユリカが働くことになった不動産会社で“同僚”として再会することに。真っすぐすぎる性格のあまり、知らず知らずのうちに自らの言動でユリカの心を大きく揺さぶってしまう...。どこかつかみどころのない好青年。

山下章生 … 浜野謙太

山下章生 … 浜野謙太
大手食品メーカーに勤める将来有望なサラリーマン。食べ歩きが趣味で“食べログ”を使っておいしいお店を探し、レビューを投稿するのが楽しみ。優しくて誠実な性格だが、恋愛には奥手。自分が傷つくことも他人を傷つけることも怖いと思っている“ザ・いい人”。不動産会社の営業をするユリカにとっての初めてのお客になり、ユリカに付き合おうと提案するが、あることをこじらせていて...。

来栖むぎ … 田中みな実

来栖むぎ … 田中みな実
コミュニティーラジオのパーソナリティ。地元・北海道を愛し、自分の仕事に誇りを持っている。高潔さゆえに気持ちを表に出すことができず、周囲に 誤解されやすい。だが、誤解されても夢をかなえるために邁進(まいしん)したい。他人にどう思われても構わないという芯の強さを持つ。だがそれゆえに、仕事の目標と恋愛の間で揺れ動くことに...。

周防ひろ美 … よしこ

周防ひろ美 … よしこ
ユリカの大学時代からの親友でネイリスト。“ザ・いい女”の既婚者・ひろ美は、素直で突っ走りがちなユリカのことが心配で、あらゆるアドバイスを講じる。時におせっかいと思えるが、大親友のユリカに幸せになってほしいという思いが強すぎるゆえのピュアな行動。

大沢将 … 森田甘路

大沢将 … 森田甘路
不動産会社勤務のユリカの同僚で“ハラミ会”の一員。布団に入ると2秒で寝てしまうなど、本能に忠実でくだらないダジャレを連発する男。

白井忠文 … 関口メンディー

白井忠文 … 関口メンディー
不動産会社勤務のユリカの同僚で“ハラミ会”の一員。周囲から“ムダマッチョ”と言われるほど無責任かつテキトーで筋肉隆々の白井は、先輩、後輩に関わらず、360度四方からのイジられキャラ。だが、ユリカに対して先輩風を吹かせようとするなど、かわいらしい面も。ユリカとマコチとの恋模様が実は気になっている。

加賀千鶴 … 趣里

加賀千鶴 … 趣里
山下と同じ食品会社に勤務する。結婚に興味はなく、自らが経済的に困らないための“手段”だと割り切っているが、そこに現れたのが山下。めったにない北海道から東京本社に栄転を果たした将来性と、ご飯の食べ方がきれいなところを目の当たりにし、“ちょうどいい結婚相手”と、彼に近づく。実は豆腐のようにメンタルが弱く、傷つかないための恋愛戦略を敷くため、想定通りに物事が運ばないと激しく動揺することも…。

安藤一朗 … 小手伸也

安藤一朗 … 小手伸也
不動産会社の社長。“ハラミ会”(ハラスメントを未然に防ぐ会)を自ら結成するなど、リスクヘッジに敏感な男。だが、ユリカのマニア度の高さは絶対に仕事に生かせると考えている。また、自身の苦い恋の経験をもとに、男目線の恋愛アドバイスをマコチに送るなど、部下思いの一面ものぞかせる。

丸の内さくら … 山口紗弥加

丸の内さくら … 山口紗弥加
ユリカが愛読する恋愛小説「がんばらなくても、そばにいて」の作者。甘酸っぱい切なさや繊細な恋愛 描写が持ち味のさくらの小説の源泉は、元カレとの思い出となっており、さくら自身もユリカと同じく根っからの“モトカレマニア”。心の奥底は素直な女性だが、防衛本能が強すぎるあまり、周囲への攻撃力が高くなってしまうかわいらしさをちょくちょく垣間見せる。