元彼の遺言状

STORY

剣持麗子 役綾瀬はるかさん

綾瀬はるかさん

台本を読まれた時の印象からお願いします。

「篠田(大泉洋)との関係性が面白かったです。お互いが違うことを話していたりして。麗子と篠田のやり取りの感じはすごく好きです。」

ミステリー作品はお好きですか?

「はい、好きです。1話のラストも、続きが気になる感じがとても良かったです。実際に演じてみると、不思議な世界観だなと感じました。現代なんだけど、クラシックな雰囲気が漂っていて。鈴木(雅之)監督ならではの世界観だなと思いました。」

鈴木監督とは『本能寺ホテル』以来となります。久しぶりにタッグを組んだご感想は?

「監督がいらっしゃると現場が明るくなるんです。考えなきゃいけないこともたくさんあってすごく大変なはずなのに、そういうことを感じさせないし、例えば誰かが現場で失敗したとしても明るく救ってくださるので安心感があります。監督のスタンスは以前からずっと変わらないままなので、本当にすごいなと思っています。」

演じる剣持麗子というキャラクターの印象は?とにかく勝ちにこだわる、超強気な弁護士という設定ですが。

「原作を読んだとき、最初はちょっとビックリするようなところもあったんですけど、好きなキャラクターです。言いたいことをはっきり言うのは、私自身はここまで出来ないからこそ気持ち良いですね。クランクインの日に、「カルビ二人前!」っていうシーンがあったんですけど、感情むき出しな感じがとても魅力的ですし、羨ましいなと思いました。私も、何かあったら麗子さんに仕事を頼みたいです。弁護料が高額なのは困りますけど(笑)。」

実際に演じていても楽しいのでは?

「(大学時代の模擬裁判の)回想シーンも楽しかったです。「あんたみたいな低能検事、こっちから願い下げだから」とか「私はバリバリ稼ぐビジネスロイヤーになるんだから。わかった!?」とか(笑)。あんなに頭が良くて、怖いもの知らずだったらあんな風になるんだろうな、と思って楽しかったです(笑)。」

大泉洋さんとの共演に関しては?何か、抱いていたイメージはありましたか?

「共演は初めてなので、楽しみにしていました。麗子と篠田、視点がズレている二人の掛け合いが演じている私自身も楽しいですし、楽しい空気感が見てくださるみなさんにも伝わると思うんです。麗子は年下なのに、すぐ「篠田!」って上からの感じになるようなところも、楽しんでいただけたらいいなと思っています(笑)。」

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