佐藤智子(篠原涼子)は希望通り、あおば市議会の教育こども委員会に所属した。自宅では辞書を片手に資料を読むのだが、会議に出てもみんなが何を話しているのか分からない。そんな智子に小出未亜(前田敦子)が断った市民の陳情が持ち込まれる。話を聞くだけでいいという議会事務局職員の安部(久保田悠来)の頼みに、智子は引き受けた。
陳情を持ち込んだのは富子(梅沢昌代)。富子はかつての隣人、今井一馬(渋谷謙人)が誘拐犯人として逮捕されたが冤罪だというのだ。富子の訴えに智子が動き出す。まずは、事件を平田和美(石田ゆり子)に調べてもらった。和美は担当警察官から話を聞く。
事件の発端は、不審な男が少女を連れ歩いているとの通報だった。警察の捜査で少女は小川かのん(白鳥玉季)と判明。すぐにかのんの自宅に行くと彼女の母・裕子(安藤玉恵)が応対する。かのんは帰宅していなかった。裕子はかのんに携帯電話を持たせていなかったので連絡が取れない。裕子の携帯電話も未払いで止められていた。そのため警察は付近の家をしらみつぶしに調べ始める。すると、一馬のアパートでかのんが発見され、逮捕に至ったのだ。
智子は富子に一馬の冤罪を晴らすと約束してしまった。事件に興味を持った和美も引き続き調べることを約束する。智子は藤堂誠(高橋一生)にも相談。しかし、藤堂は弁護士を紹介しようかとは言うものの話に乗る様子はなかったが…。