2017年4月15日(土)放送

「“カイゼン”に“米作り”…『日本流』でサポート」

アフリカ中部に位置する、人口約2,200万人の国・カメルーン。

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今回、JICA=国際協力機構のプロジェクトを通して訪問したのは、
カメルーン最大の都市ドゥアラ。

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活気あふれる街で、熱〜い出迎えをしてくれたのは、地元の縫製工場で働く皆さん。

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実はこの工場、いたるところに『日本発』のノウハウが生かされていた。
整理されたはさみや定規、糸も色ごとに並んでいて、
日本のモノづくり産業を発展させた「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」
といった「5S」活動を取り入れ、生産性の向上に繋げている。

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カメルーンでは、企業の7割以上が従業員5人以下で、数年で倒産するケースも多く、
安定した経済発展に日本の『お家芸』が一役買うことが期待されているという。

続いて、永島キャスターが民族衣装を着てやってきたのはアコノ村。

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ここではコメ作りの研修が行われていた。
バナナやイモが主食のカメルーンでは、近年、コメの消費も急拡大しているという。
多くは輸入米のため、コメの自給率を上げようと稲作技術を高めるプロジェクトが進み、
日本人専門家の指導のもと、本場の技術を学んでいた。

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研修に参加した永島キャスター。
手作業が多く、体力も使う作業にお疲れの表情。
「1人ではできない、みんなで力を合わせて、一歩一歩」
と語った。

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そして、カメルーンといえば…
2002年のFIFAワールドカップ日韓共同開催でキャンプ地だった
大分県・日田市(旧中津江村)に代表チームの到着が大幅に遅れて日本中がヤキモキ。
そんな因縁のあるサッカーで、永島キャスターは子供たちと交流会を行った。
子供たちに「プロ選手なりたい?」という質問をすると、
参加した全員が手を挙げていて、
アフリカトップクラスのサッカー強豪国の指導にも力が入ったという。
成長を続けるカメルーン、今後も様々な場面で日本の技術が活躍しそうだ。

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