2017年4月9日(日)放送
“入居者同士の交流”と“プライバシーの確保”という双方を狙いとした
新しいスタイルの賃貸マンション『ソーシャルアパートメント』。
シェアハウスと違って、居室ごとに玄関が別になっているなど、
1人暮らしの建物に入居者が自由に使える充実した共用設備が整っている。
この『ソーシャルアパートメント』が、若者を中心に人気だという。
2017年4月8日にグランドオープンした
“WORLD NEIGHBORS清澄白河”。
こちらの入り口は、ホテルのようなエントランス。
共用スペースには、入居者が楽しめるビリヤード台に、無料で使用できるランドリー。
さらにWi−Fi、プリンターなどが備わったワーキングラウンジも完備されていて、
仕事や勉強、簡単な打ち合わせも可能。
また、広い共用キッチンには、自由に使える有名メーカーの調理器具まで揃っている。
そして、こちら、24時間利用できるバーラウンジ。
酒類は入居者が持ち寄ったものだという。
「入居者は20代後半から30代前半が多く、職種は医師や映像制作会社の人もいる。
本当に様々で1人1人のライフスタイルを身近で見ることができて面白いなと思う」
と話すのは大学4年生の女性入居者。
また20代男性入居者は
「現在、キッチンカーを経営しているが、
それもここで出会った人と始めることになった。
そういった意味では、ここに来なかったらそれもなかった」
と語った。
共通の趣味を持った人との出会いがあり、色んなイベントが館内で開かれたりもする
『ソーシャルアパートメント』では、夜になると自然と共用ラウンジに入居者たちが
集まって来るという。
2017年4月現在で、首都圏を中心に36棟、約2000戸と年々増え続けている
『ソーシャルアパートメント』。
近隣付き合いの希薄化が進む中、年齢や職業、国籍を超えて交流を広める
新しい生活スタイルとして注目を集めそうだ。