2016年9月18日(日)放送

「誰でも楽しめる!『ゆるスポーツ』とは」

『ゆるスポーツ』。
年齢、性別などに関わらず、誰でも楽しめる“新しいスポーツ”が盛り上がりを見せている。

会場に響く歓声―。
とある入院施設で開催されたのは『打ち“上げ”花火』ではなく、『打ち“投げ”花火』という新しいスポーツ。

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この競技は天井に投映された的を狙って、風船を投げて得点を競うもの。
的の中心に近いほど高得点が得られ、美しく大きなデジタル花火が咲く仕組み。

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競技に参加した父親は、
「簡単なスポーツ、娘と一緒に手をとって行えるのが楽しい」
と話した。

ユニークな新競技を開発、運営するのが『世界ゆるスポーツ協会』。
“誰でもできる”をテーマに、20種目以上の競技を開発している。

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土俵に触れることなく、“トントン、トントン”と叫ぶと、声に反応して土俵が振動し、紙相撲力士を動かす『トントンボイス相撲』。
プレイを楽しみながら、声を出すのに必要な“喉の筋力”を鍛えることができるという。

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温泉療法と運動効果を掛け合わせた世界初“温泉のスポーツ化”も。
プロジェクションマッピングの技術を応用し、湯船の中でエアホッケーなどの競技ができ、楽しく健康を目指すのが目的だという。

また、2016年・夏に開発された高齢者向け新競技『ダジャレクササイズ』は、“♪ラベンダーってえらべんだー”などとリズムに合わせてダジャレを言いながら、ステップを踏むことで頭と体の体操を同時に行うものだ。

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介護施設でこの競技を体験した人は、
「面白かった、足がラクになり、いい運動になった」
と話した。

澤田智洋代表理事は、『世界ゆるスポーツ協会』が目指すものについて、
「みなさんが『ゆるスポーツ』を今日やってみたいなというときに、すぐできる環境を作りたい。
そのためにはいろんな連携も大事だし、今以上にいろんなスポーツを作ることが大事になる」
と語った。