フジテレビは、「Yahoo!ニュース」とタッグを組んだ共同提携のドキュメンタリーシリーズの第2弾として、8月2日より「Yahoo!ニュースドキュメンタリー×めざまし8」をスタートさせます。
番組で9ヵ月追跡し続けている、いわゆる「歌舞伎町ホスト問題」について、「Yahoo!ニュース ドキュメンタリー」とコラボ。
メディアの垣根を越えて、映像とニュース記事を融合した新たなドキュメンタリー作品のシリーズとして配信します。
朝の情報帯番組『めざまし8』は、昨年の秋から大きな社会問題として注目されている新宿・歌舞伎町のホストクラブの売り掛け問題について継続的に取材・放送し、問題提起を図ってきました。
今回、インターネットニュースサービス最大手「Yahoo!ニュース」がドキュメンタリー作品の可能性と魅力を伝えるために立ち上げた「Yahoo!ニュース ドキュメンタリー」と再びタッグを組み、膨大な取材を続けてきたホスト問題について、映像を新たに再編集し、追跡班の体験した現実や取材後記なども記事にまとめ、新しいドキュメンタリー作品としてシリーズ化し配信します。
「Yahoo!ニュース」とは、今年3月6日から第1弾として「Yahoo!ニュース ドキュメンタリー×ザ・ノンフィクション #令和アーカイブス」を共同制作。
これまで10本の作品を配信してきました。『ゲーム芸人フジタの悲しき人生~僕を捨てた父が認知症に~』『結婚したい彼と彼女の場合~進藤さんの婚活漂流記~』などが、Yahoo!トピックスに掲載されるなど大きな話題となりました。
配信作品
「Yahoo!ニュース ドキュメンタリー×めざまし8 #ホスト問題追跡シリーズ」
1.『泣きながら体を売った10日間…ホストから強要された海外売春』
2.『月収200万の女子大生風俗嬢…なぜホストのために体を売るのか』
3.『売り掛け廃止で歌舞伎町からススキノへ…苦渋の移転を決めたホストクラブ』
4.『同世代Dが見た歌舞伎町“立ちんぼ”の変遷と観光地化』
5.『“マインドコントロール”された娘…悪質ホストに“壊された家族”』
※順次配信予定
また、このたび、フジテレビでは、新たに「フジテレビドキュメンタリー」というブランドを立ち上げます。
地上波放送だけでなく、今後「Yahoo!ニュース」との取り組みのように、さまざまなプラットフォームから配信される作品や他メディアとの共同制作で生まれた作品などもラインナップし、フジテレビが制作するドキュメンタリーの新たな展開となります。
宮﨑能暢(フジテレビ『めざまし8』チーフプロデューサー)コメント
新宿・歌舞伎町のホストクラブ売り掛け問題について、『めざまし8』はいち早く注目し、放送を続けてきました。その後、国会でも議論されることとなり、新宿区も動きを見せ、ホストクラブ側が売掛金を廃止すると表明。しかし、大久保公園で路上売春する女性の数は減りません。
なぜなのか…『めざまし8』は現在も取材を続けています。見えてきたのは、欲望・挫折・孤独…若者が抱える闇。
これまで放送しきれなかった内容、さらなる取材でわかった“令和の日本の夜”の実態を『Yahoo!ニュース』とのコラボで、お伝えしたいと思います。
宮下佐紀子(フジテレビ情報企画開発部長)コメント
フジテレビでは、人々の営みを描き続ける『ザ・ノンフィクション』をはじめ、数々のドキュメンタリーコンテンツを制作してきました。
このたび立ち上げる「フジテレビドキュメンタリー」というブランドのもとでは、地上波とは違うドキュメンタリーの可能性に挑戦していきたいと考えています。
『ザ・ノンフィクション』が『Yahoo!ニュース』とのコラボで始めているショートドキュメンタリーの世界や、他メディアとの共同プロジェクトなど、ドキュメンタリーの新しい魅力を発信していきます。