きょうのわんこスペシャル
ゴン太の夏
ゴン太ちゃん メス 4才
(雑種)
この夏、南の島の海で去年とはまったく違う夏を過ごした一匹のわんこがいます。
沖縄の中心地、那覇市から車でおよそ1時間半の所にある名護市。
この街で暮らしているのが、「ゴン太」です。
「ゴン太」がいまのご主人と出会い、一緒に暮らすようになったのは、去年のちょうど今頃のこと。
ご主人と暮らすようになってから「ゴン太」は毎朝8時に家を出て車に乗り込むのが日課になりました。
「ゴン太」が向かった先は名護市から北へ30分ほどの所にある海沿いの今帰仁村。
実は、「ゴン太」はご主人の職場である海を目の前にしたリゾートホテルに毎日、通っているんです。
スタッフの人たちに朝の挨拶をすると「ゴン太」はライフジャケットを着て海へとまっしぐら。
「ゴン太」が探していたのは、海の中を泳ぐ小さな魚たち。
魚たちの姿を見つけると…
「ゴン太」はすかさず海の中へ。
毎朝、波間を泳ぐ魚たちと一緒に長い時ではなんと2時間も泳いでいるんです。
この海岸で、そんな、魚たちと一緒に泳ぐちょっと変わったわんこの姿が目撃されるようになったのは去年の夏のこと。
首輪も付けていない一匹のわんこがどこからともなく現れ、この桟橋の下で寝起きをするようになったんです。
それが「ゴン太」でした。
観光客に甘えるその人懐っこい姿がホテルの人たちの目に止まり、今のご主人に保護されホテルの看板犬として認められることになったんです。
お客さん達がドラゴン・ボートに乗る時はホテルの従業員に代わって「ゴン太」が案内役。
興奮するお客さん達に今日も大満足。
ちょっとドジな「ゴン太」…
でも、そんな「ゴン太」のファンになるお客さんも結構いるんです。
お客さんたちはガラス張りになった船底から海の中の魚たちの姿を探していますが、「ゴン太」は海面にじっと目をこらし…
そう、誰よりも早く魚の群れを発見。
さすがは、毎朝、魚たちと一緒に海を散歩しているわんこ。
お客さん達を案内する仕事がひと段落すると、「ゴン太」はご主人と一緒に大好きな水上バイクに乗って海へ。
抜群のバランス感覚でシートに腰掛け、ご主人とふたりきり、心地よい潮風を全身に受けながらどこまでも青い沖縄の海を走ります。
優しいご主人、そしてたくさんのお客さん達と出会ったこの海で、去年とは違う幸せな夏を過ごしている「ゴン太」なのでした。
No.2904
うにくん オス 3才
(ウェルシュ・コーギー)
東京・江戸川区のとあるお宅。
ここで暮らしているのが、「うに」です。
生後3ヵ月の時に、岡山県から飛行機に乗ってやって来ました。
ご主人「うに、散歩に行こう、散歩」
そんな「うに」は、散歩と言われると数あるおもちゃの中からホットドッグのおもちゃをくわえて準備完了。
実は、今年の5月頃から、「うに」はなぜか、このホットドッグのおもちゃをくわえて散歩をするようになったんです。
今日もお気に入りのホットドッグをお供に町を歩く「うに」なのでした。