きょうのわんこスペシャル
大切な相棒
 
 
武蔵 写真1
武蔵くん オス 4才4ヶ月
(甲斐犬)
 
 
武蔵 写真2
一通のメールを便りにわんこスタッフが向かったのは。
福岡県福岡市。
朝6時半、ワンボックスから姿を現した一匹のわんこ。
これが、「武蔵」です。
やって来た所は由緒ある合気道の道場。
実は「武蔵」のご主人は日本をこよなく愛するカナダ人。
カナダで始めた合気道を極めるために師匠を募って、 8年前に日本にやって来たんです。
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そんなご主人と「武蔵」が暮らしているのは博多湾に浮かぶ能古島。
船に乗っておよそ10分の所にある周囲12キロの小さな島です。
生まれた時からカナダでもわんこと暮らしていたご主人が日本で出会ったのが、甲斐犬の「武蔵」。
その名前にもご主人ならではの思い入れがあるんです。
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ご主人インタビュー
「武蔵(たけぞう)」の名前の由来は?
「吉川英治の「宮本武蔵」の英語版の本から、宮本武蔵の若い頃の名前が「武蔵=たけぞう」。坊やが来たとき結構わがままやったけん、「たけぞう」が合いそうじゃないかなって思って」
奥さんインタビュー
「武蔵=たけぞう」の存在について
「家族の一員であることは勿論、長男みたいな感じですね」
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島の人達とも家族同様の「武蔵」。
そんな「武蔵」は、実は救助犬の資格を持っているわんこ。それには深い訳があるんです。
ご主人インタビュー
「友達が雪崩の中で亡くなりました。その亡くなった友達を救助犬が見つけました」
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大切な友達を雪崩の事故で失ったご主人。
もしあの時、自分がわんこを連れていたら友達の命を救えたかもしれない・・・
そんな思いから、ご主人は「武蔵」に救助犬になるための訓練を開始。
そして2才の時に、見事、救助犬の資格を取得したんです。
毎日の散歩の途中でも、ご主人お手製の道具を使って、練習も欠かさない「武蔵」。
いつ起こるか分からない事故に備えて常に万全の状態でいなくてはいけないのが、救助犬。
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日々の練習を通じて、「武蔵」はどんな状況にあっても
決して揺らぐことのないご主人との信頼関係を築いてきたんです。

そんなご主人と「武蔵」は
週末になると揃ってある所へと出掛けます。
港で救助犬のジャケットを着る「武蔵」。
船に乗る時も、もしもの時に備えています。

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ご主人がガイドとして働いている福岡市内のアウトドア関係の会社。
ここでも「武蔵」とご主人は切っても切り離せない名コンビなんです。
アウトドアショップの店長さん
「武蔵とジョンは親子でもあり、師匠と弟子っぽい所もあり、かつ相棒でもあるっていう感じですね」
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今日はご主人と一緒にお客さんたちを連れて福岡市内からおよそ一時間の所にある標高36メートルの立花山へ。
救助犬のジャケットを身につけた「武蔵」は後に続くお客さん達に気を配りながら先頭に立って山道を登っていきます。
山頂に着くとホッとするのもつかの間、あることが始まります。
ご主人「武蔵の救助犬の訓練をやりたいと思います」
そう、「武蔵」はここでも、もしもの時に備えてツアーに参加したお客さん達に協力してもらい、救助犬としての実地訓練をしているんです。
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遭難者役のお客さんが隠れたら・・・
いざ出動!
「武蔵」とご主人はツアーに参加したお客さんたちにこの訓練を通して少しでも救助犬の存在、そしてその役割を理解してもらおうと努めているんです。
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武蔵 写真20
友人の死をきっかけに人の命を救うという大切さを知ったご主人と一匹のわんこ。
これからも、ご主人の大切な相棒として頑張っていこうと思う「武蔵」なのでした。
 
 No.2839
 
 
 
まめの助 写真1
まめの助くん オス 1才11ヶ月
(柴犬)
 
   
 
まめの助 写真2
福岡県新宮町にあるガーデニング専門店。
ここの事務所の入り口でお客さんが来るのを待っているのが、「まめの助」です。

「まめの助」はご主人が勤めているこのガーデニングの専門店に通い始めておよそ1年半。

まめの助 写真3
まめの助 写真4
やって来たお客さんを大歓迎するまではいいのですが・・・
(嬉しくて吠えるまめの助)
庭を案内しているうちに思わず接客の仕事を忘れてしまっていつもお客さんに甘え過ぎてしまう「まめの助」なのでした。
まめの助 写真5
 
 
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