きょうのわんこスペシャル 想い出の夏

３（さん）ちゃん メス ２才 (雑種) ウッシーちゃん メス ６ヶ月 (雑種)     沖縄県本島から飛行機でおよそ３０分。 珊瑚礁で囲まれた宮古島で一匹のわんこが暮らしています。 彼女の名前は「３（さん）」。 生まれも育ちも、豊かな自然に囲まれたここ宮古島のわんこです。 そんな「３」の住まいは、島にあるゲストハウス。 実は、「３」はこのゲストハウスの看板犬なんです。 「３」と言う名前は６月３日にやって来たから。 生後３ヶ月の頃、捨て犬とし保護され、人づてに今のご主人のもとにやって来たんです。 そんな「３」は今年の２月に生まれて初めて７匹の子犬を出産。 ３匹は大阪や福井に貰われていき、残る４匹はここ宮古島に。 そのうちの一匹が唯一手元に残した娘の「ウッシー」です。 忙しいご主人夫婦に代わって朝の散歩に連れて行ってくれるのはお客さんたちです。 散歩から戻ると奥さんが弾く三線を聞きながら時折ウトウト… 沖縄ならではののんびりとしたひとときです。 そして、１０時になると、ご主人と一緒に車に乗り込み、空港へ。 遠路はるばるやって来たお客さんをやって来たお客さんを空港で出迎えるのも、「３」の大切な仕事です。 そして、お客さんの出迎えも終わり、ご主人たちの仕事もいち段落すると「３」は「ウッシー」を連れて大好きなある場所へと向かいます。 そこは目の前に広がるどこまでも澄んだ蒼い海。 「ウッシー」はまだ泳げませんがお母さん「３」 の泳ぎっぷりはこの通り。 仕事を離れ、しばし海水浴を楽しみます。 午後になると、今度はお客さんを見送る時間。 お客さんを見送ると一日も終わり。 夕方は「３」の大好きな夕日がキレイなこの海沿いを散歩するんです。 そんな「３」にとって特別な日がやって来ました。 そこへやって来たのは、宮古島に住む３匹の子供達とお父さんわんこ。 今日は、家族みんなを連れて島の人しか知らないとっておきの静かな浜辺へ。 泳ぎが得意な「３」が先頭になって我が子たちと海水浴。 久しぶりに里帰りした家族と一緒にステキな夏の想い出を作った「３」なのでした。