きょうのわんこスペシャル
馬たちとの絆
 
 
ピース 写真1
ピースくん オス 8ヶ月
(バーニーズ・マウンテンドッグ)
 
 
ピース 写真2
山に囲まれた東京・日の出町。
この街にある乗馬センター。
ここで暮らしているのが「クロ」です。
そしてこちらは「ピース」。
ご主人「いいよ」
毎日、ご主人と一緒にこの乗馬センターに通っています。
乗馬センターに来ている人たち「おはよう」
子供「ピース、おはよう」
ご主人「ピース、今日も頑張ってくれよ、頼むぜ」
ピース 写真3
ピース 写真4
やって来ると、まずは先輩わんこの「クロ」とひとはしゃぎ。生後8ヶ月の「ピース」は6才の「クロ」に比べるとまだまだ子供ですが実は、この乗馬センターにはなくてはならないわんこなんです。
ご主人「ピース、馬出すぞ」
女性職員「お馬さん出しますよ」
まずは、ピースは自ら手綱をくわえて馬たちを厩舎の外へ。そして、移動する時は必ず馬たちの列の最後尾について誘導。
実はこれ、生後2ヶ月の頃から馬たちと過ごすようになったピースが自然と覚えて、自分からやるようになった仕事なんです。
ピース 写真5
ピース 写真6
センター職員「はい、ピース、偉かったね」
馬たちのランニング・コーチもピースの仕事。
センター職員「はい、手足」
こんな調教師のような日々を送るピースが馬たちと過ごしながら、何よりも楽しみにしているのが、この馬たちとふれあうために乗馬センターを訪れる人たち。
センター職員「おはようございます」

ここは心や体に生涯を持った人たちのための乗馬センター。
ピース 写真7
ピース 写真8
ピースもみんなを乗せた馬の手綱を引き、身体のリハビリと心の安定を計る乗馬療法に一役買っているんです。
そして午後になると、ピースは決まってある一頭の馬のもとを訪れます。
センターの職員「よし、行くぞ、おいで」
それは、大好きなポニー、「渓菜」のところ。
センターの職員「こんにちはって」
ピース 写真9
ピース 写真10
もちろん、親友である「渓菜」の手綱を引くのはピース。
センター職員「ピース、ピース」
「渓菜」を先頭に、山の下で暮らしているポニーたちを連れて、乗馬ができる山の上の馬場までみんなしてのんびりと移動します。
最初は恐々、馬にまたがる子供たちをあっという間に笑顔に変えてしまう馬たち。
そんな不思議な力を持った馬たちと一緒にこれからも大勢の人たちのために働いていこうと思っている「ピース」なのでした。
ピース 写真11
ティアラ 写真1
ティアラちゃん メス 3才
(ダルメシアン)
ティアラ 写真2
一方、北海道・北見市にも馬と暮らしているわんこがいます。
住んでいるのはこの競馬場。

競馬場の中にある厩舎で体重が1トンにも及ぶばんえい競馬の馬たちと暮らしているのが、「ティアラ」です。
隣にいるのは、今、一日のほとんどを一緒に過ごしている「ヤマトモンジュ」。
ティアラ 写真3
ティアラ 写真4
女性厩務員「調教に行くよ」

毎朝6時になると、こうやって馬の背中に乗って調教をしに行くのがティアラの日課です。
実は、ティアラは北海道ではちょっと名の知れたわんこ。と言うのも、こうやってティアラが背中に乗った馬たちが軒並みレースで勝つからなんです。
ティアラ 写真5
ティアラ 写真6
ティアラが1才の時に初めて乗った「ウィナーリバティー」は4勝。
そして今乗っている「ヤマトモンジュ」もティアラが乗るようになってから5勝。
そう、ティアラは「勝利の女神」として有名なわんこなんです。
馬を馬場まで連れていくと・・・
女性調教師「おいで」
ソリをつけてコースへ。
ティアラ 写真7
ティアラ 写真8
この時期ですでに朝の気温は2度。
朝霧の中、ティアラは厩務員さんと一緒に白い息を吐くヤマトモンジュが引くソリに乗って、一周600メートルのコースを3周します。
途中、休憩していると、必ず他の厩務員さんたちが声をかけてきます。
そう、ティアラの頭をなでて少しでも勝利にあやかろうとしているんです。

厩務員「出発進行!」
ティアラ 写真9
ティアラ 写真10
戦いの世界で生きる馬たちの心をいつもそばにいて癒しているティアラ。
これからも勝利の女神として馬たちを支えていこうと思っているティアラなのでした。
 
   
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