田んぼの脇を走る一台の車。 助手席から外を眺めているのが、「ななこ」です。
「ななこ」は生後3ヶ月の頃から週に一度、ご主人の勤め先にやって来ています。
そこは、御先祖様が静かに眠っている霊園。 ご主人「はい、いい子にしてな」 霊園の職員「おはよう!」
「ななこ」の仕事は、お参りに来た人たちを静かに迎えることですが、今がやんちゃ盛りの生後6ヶ月。 誰かに構って欲しくて仕方がない「ななこ」なのでした。