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木々の葉が紅く色付くのと同時にやって来る山の冬。
日に日に昼間は短くなり、夕方4時過ぎには早くも訪れる静かな夜。
電気のないこの山奥の旅館では夜はランプが唯一の明かりです。
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夜明けと共に、3匹は渓谷に響き渡る鳥たちの声で目を覚まし、揃って宿泊客を見送ります。
お客さん 「バイバイ、また来るね」
「クロちゃん、バイバイ」
実は、泊まりのお客さんはこれが今年で最後。
ここは雪で閉ざされてしまう東北の山。
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本格的な冬の到来とともに3匹が暮らすこの旅館も来年の春まで一時休業。
3匹も今日で、しばしこの旅館とお別れです。
ご主人 「帰るぞ、よし乗っけてやっから」
ご主人と一緒に、今年の冬も麓の町へと引っ越します。
息子さん 「来年、また来ような」
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日の出と共に目覚め、日没と共に眠る、そんな自然に身を任せた山での暮らし。
来年の春、雪解けの季節を迎える頃に大自然に囲まれた我が家に戻ってくる事を楽しみにしている3匹なのでした。
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