波うららかに、めおと日和

2025年4月24日スタート 毎週木曜 よる10時放送

現場日和

昭和11年を生きるなつ美や瀧昌の生活を再現した、本作の撮影現場に密着!キャスト&スタッフの姿から撮影の様子をお届けしていきます。

日づけ:2025年4月8日

みなさん、こんにちは!
「現場日和」担当スタッフです。
ここでは、これから撮影現場レポートや出演者の方々のインタビューなどを掲載していく予定です。
ぜひご覧くださいね。

それでは、さっそくですがレポート第1弾です。
3月某日におこなわれた、なつ美役・芳根京子さんと瀧昌役・本田響矢さんのクランクイン当日に密着しました。

芳根京子さん

この日は、なつ美が瀧昌のところへ面会に行くシーンからはじまりました。
まずは、芳根さんの撮影から。

黄色と橙があざやかな和装で登場した芳根さん。
「よろしくおねがいします!」と笑顔であいさつすると、平野眞監督やシーンをともにする出演者の方々の紹介にもニコニコとした笑顔で拍手をおくり、現場を一気に華やかな空気に変えました。
ちなみに、お着物はとんぼ柄、羽織は矢がすり柄だそう。撮影当日は気温が20度を超えるほどの陽気でしたが、常に涼しげで明るく回りを癒やしてくれました。

面会を待つ女性たちの意味ありげな目線にうろたえたり、受付で思わず旧姓を書いてしまいアタフタしたりと、表情だけで気持ちを表す場面が多いなつ美。
それもあってか、芳根さんは監督から感情の動き、目線の位置などまで丁寧に演出をうけていた様子でした。
「どうしよう〜!」となつ美が慌てふためく場面はその愛らしい姿に、現場にいたスタッフは思わず頬がゆるんでいました。

「なつ美のかわいらしさは、内面からにじみ出るもの。一生懸命さや健気さで、それを伝えられたらいいなと思います。」と、芳根さん。
このシーンでは、まさに“一生懸命でかわいい” なつ美を見ることができました。

本田響矢さん

このあと、すぐに本田さんもクランクイン。
なつ美と瀧昌の面会シーンが撮影されました。

髪を切り、海軍の制服に袖をとおし、ますます精悍な顔つきになった本田さん。
海軍監修の方々を見つけるとすぐに歩みより、ドアの開け閉めから帽子の持ち方まで細部にいたるまでじっくり最終確認をして、撮影にのぞみました。

面会室ではイスに座って会話をするため、動きがほぼありません。
ですが、監督から「『妻』というところはしっかり強調しよう」といった演出が入り、2人が感情で動きを見せる、見ごたえのあるシーンになりました。

芳根京子さん・本田響矢さん

また「監督から『瀧昌(の内面)は思っているよりも大胆にしていい』と演出を受けました」という本田さんは、撮影の合間に収録したモノローグを表情豊かに表現。

この様子を、笑みをうかべながら見守っていた芳根さん。
あっという間にOKがでると、スタッフ陣とともに拍手を送っていました。

芳根京子さん

この日の撮影は終始スムーズで、とても明るい雰囲気でした。
本番中、施設のチャイムが鳴ってしまい撮りなおしになるハプニングもありましたが、そのときも全員でほほえみながらすぐさま仕切りなおしていたのが印象的。
さらに、合間には監督と笑い声を上げながら雑談する芳根さんと本田さんの姿もたびたび目撃しました。

これには、芳根さんも「『今日って本当に初日だったっけ?』と思うくらい温かい空気に包まれていました。監督とこんなに近い距離感でお話するのもはじめて。とてもあたたかい気持ちになりました」と、振り返っていました。

このさきの撮影も、明るくほのぼのと進むんだろうなと感じるアットホームな雰囲気の撮影初日となりました。

今後もレポートを更新していくので、ぜひ読んでみてくださいね!

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