ずっと逢いたかった。
-プロダクションノート-

<関口静夫プロデューサーより>
「主人公は、妻と子供の離反、そしてリストラと不安定な状況の中で、自分の生きてきた人生をどのように肯定していくか、そしてこれからどう生きていこうか、途方に暮れていました。そんなとき、たまたま60年前の戦争で引き裂かれたある夫婦の存在を知り、人生の郵便配達人となって、自分の人生を再生させようとします。松本幸四郎さんには、団塊の世代の典型的なサラリーマンを演じていただきますが、人生の重みを感じさせる存在感を期待しています。その主人公の人生、夫婦愛をまっとうする姿を通して、愛し続けることがいかに大変でありすばらしいことであるかを感じていただけるドラマにしたいと思っています。」

<撮影>
オールロケで行われた今回の撮影。村川の旅もロードムービーさながら、毎日転々と移動しながらの撮影となった。「すべてその場所に行って撮っています。作り物は一切ない。本来のテレビドラマらしいドラマと言えるのでは。」とは主演の松本幸四郎。8月、炎天下でのロケで、ひたすら歩き続けた。

<原作>
原作小説『ずっと逢いたかった。』(文芸社刊)の作者は服部泰平氏、27歳。物語にとても感銘を受けたという松本幸四郎も、「27歳の青年がこんな物語を書いたということに驚きました。実際お会いしたら、まじめできちんとした好青年。おじいさまから聞いた話をもとに書いたとのこと。」と感心しきり。

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