…八つ墓村…

■インタビュー■
田治見小竹
┗江波杏子

□小竹は、ずっと腰を曲げた演技ですね?
■いや、疲れの極致ですよ。これで、オリンピックに出られるんじゃないかと思ったぐらい(笑)。立っているのは、それほどでもないんですよ。座っている時が大変ですね。"お婆さん"であることを強調するために、正座ではなくて曲げた足の間に腰を落としているんです。背中に詰め物をして腰を曲げた状態で、首は上に上げる。この姿勢で、一日中芝居するのは拷問でした。

□小竹は、小梅(泉晶子)と双子の設定でしたが…。
■双子の役は初めてでしたけど、面白かったですよ。監督は、シンメトリーの奇怪さを出したいようで、全ての動作を一緒にするんです。泉さんが達者な方なので、私に合わせて下さいました。

□星護監督はいかがでしたか?
■監督とも初めてでしたが、すごく面白くて素敵な方ですね。以前の"映画時代"をほうふつとさせて下さる方。アーティスト、芸術家という感じです。作品に対する純真な感情は、まるで少年のよう。

□最後に視聴者のみなさまにメッセージをお願いします。
■すごく豪華なキャスティングで、華のある作品だと思います。それぞれにモチベーションの高い役者さんが集まっていらっしゃったので、私も勉強になりました。そうした役者やスタッフの"気"がきっと、みなさんを虜にするのではないか? と、思っています。

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